近藤康太郎『文章は、「転」。』

近藤康太郎『文章は、「転」。』

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出版社:フォレスト出版

朝日新聞の名文記者による、
相手の心に響く文章を書くための「感性の鍛え方」を解説する本

AIに「起」「承」は書けても、「転」は書けない――。
これからの時代は誰でもAIで文章を書けるようになります。
しかし、そうして出来上がった文章は、あなたが本当に心から書きたかったものでしょうか?誰でも書ける文章に、値札がつくことはありません。

一方、AIに「起」「承」は書けても、「転」は書けません。
なぜなら、ある事象に直面して、自分がどう感じ取ったか、なにを考えたか。そこが転になるからです。だから本質的なのは〈自分〉です。要は、〈生き方〉です。自分は、いままでどう生きてきたのか、そここそが、問われる。

数多ある文章術に関する書籍の中でも、本書は文章を書く前提として、ものを感じる力、五感を鍛えることの大切さに焦点をあてています。「文豪の五感を味わう名文」や「著者が添削した例文」などを多数掲載し、具体的にどこをどう直すと読みやすくなるのか、相手の心をうつのか、わかりやすく解説します。

また本書は「感性を磨くことで、生きることが楽しくなる」ことに気づく思想書でもあります。

「世界は美しく、人生は甘美だ。」
仏陀は、亡くなるときにそう言った。
この本の最終的な目的も、そのつぶやきを発する自分を、予感することにある。

さあ、言葉によって世界の解像度を高くする「感性の筋トレ」を始めてみましょう。

【目次】
第1章 前提篇 型を覚えるストレッチ
第2章 準備篇 感性は鍛えられる
第3章 理論篇 名作で味わう文豪の五感
第4章 実践篇 ある日、文章塾にて
第5章 応用篇 感性を磨く習慣づくり
(出版社より)


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