松田行正『戦争とデザイン』
出版社 : 左右社
その企みに騙されるな──近代以前からプーチンのウクライナ侵攻まで、人間の悪と正義が熾烈にせめぎあう「戦争のデザイン」の歴史。
色、ことば、しるし、企み。
人間を翻弄し戦争へと駆り立てる一方で、その悪の道を食い止める正義にもなりうる「デザイン」。
紀元前から近代、第一次世界大戦、ヒトラーをはじめとする独裁者たち、そして、今まさに起こっているプーチンのウクライナ侵攻まで、「戦争のデザイン」に焦点を当てた類のない一冊!
❖ ウクライナ侵攻のシンボル「Z」の意味──ナチスのカギ十字と関連が?
❖ Tシャツ姿のゼレンスキー、スーツ姿のプーチン。リーダーたちのイメージ戦略
❖ 戦争を隠す巧妙ないいかえたち──「玉砕」(全滅)「イラクの自由作戦」(イラク侵攻)、そして「特別軍事作戦」(ウクライナ侵攻)
❖ 幸福のシンボルから死のしるしへ。ヒトラーのカギ十字
❖ 日本を叩きのめす最高のお守り「ラッキーストライク」
❖ 第一次世界大戦、インフルエンザの大流行を経て「清潔」の色になった「白」etc.
(出版社より)