安斎勇樹『問いかけの作法』

安斎勇樹『問いかけの作法』

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出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン

チームの主体性と創造性を発揮したい、すべてのマネージャー必携!
ベストセラー『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』の著者による最新作


仲間と力を合わせ、チームで成果を出すためには、周囲に投げかける「問いかけ」の質を変えることが重要です。
著者の長年の研究と実績をもとにノウハウ化された、チームの眠っているポテンシャルを最大限に発揮させるための「問いかけ」の実践的指南書!


「さあ、この企画に何か意見はありませんか?」
「どんどんアイデアを提案してください! 」
と呼びかけても、プロジェクトメンバーたちは、互いに発言権を譲り合うように、一向に口を開いてくれない

「遠慮なく意見していただいて構いませんよ」
「どなたか、いかがでしょうか?」
といった呼びかけも虚しく、期待していた「画期的な提案」はおろか、誰も「自分の意見」さえ述べてくれない

――こんな状況に遭遇した経験、ないでしょうか?


これは、多くのチームで発生している「孤軍奮闘の悪循環」と呼ばれる状況です。

一度このサイクルに陥ると、チームの主体性と創造性はどんどん下がっていきます。
そして皮肉なことに、優秀でモチベーションの高い人ほど、このサイクルによってチームのポテンシャルを抑制し、そしてチームから孤立していくのです。


しかし、本書に興味を持ったあなたが思い描く理想は、仲間と力を合わせて「チームで成果を出す」世界であるはずです。
では、この悪循環に陥らずに、チームと職場を魅力的な場に変えるためには、どうすればいいのか?


それは、周囲に投げかける「問いかけ」の質を変えることなのです。

これからの時代、仕事は「自力」ではなく、「他力」を引き出せなくては、うまくいきません。

問いかけの技術を駆使することによって、周囲の人々の魅力と才能を引き出し、一人では生み出せないパフォーマンスを生み出す
これが、現代の最も必要なスキルの一つなのです。

あなたひとりの実績を磨くよりも、「問いかけ」によるチームの力を高めていったほうが、結果として
「あの人と一緒に働くと、気持ちよく仕事ができる」
「あの人のチームだと、良い成果が出せる」
「あの人のもとでは、次々に良い人材が育っている」
といった「あなた自身の評価」へとつながり、活躍の場も広がっていくのです。

そして何より、一人で孤独に努力を重ねるよりも、他者の才能を活かしながら働くほうが、圧倒的に仕事が楽しくなることでしょう。


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