マーク・フィッシャー『奇妙なものとぞっとするもの』
五井健太郎 訳
出版社 : Pヴァイン
『資本主義リアリズム』の著者の新作にふさわしく、20世紀のもっとも気色悪い、混乱させる、超越的な小説、映画、音楽を扱い、読み応えがあって明確に主張する。
──『クワイエタス』書評 (2017) より
それがなぜ「奇妙なもの」に見えるのか ?「奇妙なもの」と「ぞっとするもの」という
混同されがちな感覚を識別しながら、オルタナティヴな思考を模索する
H・P・ラヴクラフト、H・G・ウェルズ、フィリプ・K・ディック、デヴィッド・リンチ、スタンリー・キューブリック、アンドレイ・タルコフスキー、クリスタファー・ノーラン、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、ザ・フォール、ブライアン・イーノ、ゲイリー・ニューマン……思想家、政治理論家、文化評論家マーク・フィッシャーの冴えわたる考察がスリリングに展開する、彼の生前最後の著作にして、もう一冊の代表作。(出版社より)