武田鉄平『FLOWERS』
出版社:ユナイテッドヴァガボンズ
2019年9月の個展で東京のアート・シーンに衝撃のデビューをした画家・武田鉄平。武田は「絵画のための絵画を描く」をテーマに、極めて抽象的でありながら、同時にとても現在を感じさせる絵画を描き、彼の絵は国内のみならず海外のアート関係者にも衝撃を持って受け止められています。19年の個展は即日完売し、限定版ポスターも即日完売どころか翌日にはオークションサイトで数十万円の値が付き、個展と同時発売の初作品集『Paintings of Painting』も発売1週間で増刷となりました。さらに国内外のオークションで作品が高額で落札される状況になっています。
その武田の待望の第二弾作品集が発売となります。5年ぶりの第二弾作品集は、発売と同時に開催される、これまた5年ぶりとなる個展と連動したもの。タイトル『FLOWERS』。ずばり「花」が題材ですが、あくまで武田が考える、武田でしか描けないまったく新しい花の絵です。デビュー作の「顔」、今回の「花」と最も普遍的な絵画の題材を選びながらも、誰も見たことのないイメージに仕上げ、絵画の、そしてアートの歴史を更新せんとする武田鉄平の新境地を示す一冊になっています。(出版社より)