山口周『思考のコンパス』
出版社:PHP研究所
時代の“先”が見えない今、多くの人が迷わないための“地図”を欲している。
しかし、「地図はすぐに古くなり、使い物にならなくなる。一方、真北を常に指すコンパスさえあれば、どんな変化にも惑わされず、自分の選択に迷うこともない」──そう語る著者が、様々な分野の識者と対話。
自分の「思考のコンパス」を手に入れ、迷ったときに一歩を踏み出すためのヒントが得られる1冊。
【対談相手とテーマ】
●北野唯我──夢中になれる仕事を見つけられない日本の社会システムとは?
●近内悠太──「資本主義はもうダメだ」では社会は変わらない。「すきま」を埋める言葉を
●養老孟司──五感から情報化するために人間は「ノイズ」を求める
●小川さやか──タンザニア商人に学ぶ制度や組織に頼らない生き方
●高橋祥子──生物的な仕組みの理解なしに資本主義は成り立たない
●井上智洋──毎月7万円のベーシックインカムが日本の閉塞感を打ち破る
●広井良典──ゆるやかに今を楽しむライフスタイルが徐々に広がっていく
(出版社より)