ヘルムート・シュミット 『シュミット・タイポグラフィ』
ニコール・シュミット 室賀清徳 編
出版社 : グラフィック社
モダン・タイポグラフィの巨匠を振り返る作品集
戦後スイス・タイポグラフィの精神を発展させ、70年代から大阪を拠点に国際的なデザイン活動を続けたヘルムート・シュミット。東西をつなぎタイポグラフィにかけたシュミットの生涯を概観する待望の作品集。
目次
1)実験と実践:バーゼル時代の展開、2)国際化するデザインの現場で:NIAでの仕事、3)余白とフォルム:日本文化と美学の探求、4)有機性とシステム性:スウェーデンでの洗練、5)政治的主体として:ドイツ社会民主党のデザインプログラム、6)文字形象と理念:企業や店舗のアイデンティティ、7)機能と戦略をつなぐ:大塚のパッケージ、8)優美さの本質:資生堂のブランドロゴ、9)姿勢の表明:出版物とポスター、10)講演録「デザインは姿勢である」