マーク・フィッシャー『ポスト資本主義の欲望』
マット・コフーン 編 大橋完太郎 翻訳
出版社 : 左右社
『資本主義リアリズム』で世界に絶望的な衝撃を与えたマーク・フィッシャー最後の言葉──
ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで行われた最終講義を書籍化。
社会主義、コミュニズム、カウンターカルチャーはなぜ失敗したのか。
資本主義のオルタナティヴは本当に存在しないのか。
ポスト資本主義の世界における「欲望」と、左派加速主義は資本主義の可能性……
マルクス、フロイト、マルクーゼ 、ルカーチ 、リオタール 、ドゥルーズ&ガタリを架橋しつつ、学生たちの対話から、現代のディストピアから脱出する道を探る。
◆目次◆
テキストについての注記
第1講 ポスト資本主義とは何か?
第2講 「ほとんど想像もつかない規模の社会的・心理的革命」
予兆としてのカウンターカルチャーボヘミアン
第3講 階級意識から集団意識へ
第4講 組合の力とソウルの力
第5講 リビドー的マルクス主義
編者解説 悲惨な月曜の朝はもうたくさんだ マット・コフーン
訳者解説 大橋完太郎
付録1 講義シラバス
付録2 トラックリスト「悲惨な月曜の朝はもうたくさんだ」
(出版社より)