畠山直哉『陸前高田市東日本大震災遺構』
店頭でも販売しているため、タイミングによっては売り切れの場合がございます。あらかじめご了承ください。
出版社:赤々舎
2020年の夏、畠山直哉は、故郷である陸前高田市の市役所からの依頼により、旧道の駅高田松原(タピック45)、気仙中学校、下宿定住促進住宅1号棟、陸前高田ユースホステルなど、陸前高田市の4つの遺構をデジタルカメラを用いて撮影した。
今後は、市が公開を前提に保存整備を行う予定となっている4つの震災遺構、そしてその前に内部が詳録されたこれらの写真は、それぞれ人々の意識や記憶の間の「扉」となり、大きな時間の中でどのような風景に開かれていくだろうか。
大きな時間に対する、紀要として差し出される一冊。