植本一子 碇雪恵 柏木ゆか『われわれの雰囲気』
※帯の色はランダムでお届けします。
ピコちゃんが倒れた!
約束の時間に友達が来ない。音沙汰もない。何かがおかしい。嫌な予感がする...... 。その予感は的中、友達はいまICUにいて、意識がないらしい。でも、コロナ禍では病院へかけつけることもできない。
目を覚まさない友達をめぐる日々の記録と、意識を取り戻してからの本人による日記を収録。
今振り返って印象に残っているのは、知っていたはずの「人間はみんないつか死ぬ」の中に自分が入っている自覚がなく、今回の怪我と入院でそれが「自分も死ぬ」になったことです。またうまく言葉にできませんが、スイッチがひとつ切り替わったかのようです。そしてそれを形に残せてすごくうれしい。
(おわりにより)
目次
はじめに
何をみてもピコを思い出す 植本一子
ピコちゃんが未読だった時のこと 碇雪恵
*
おわりに
怪我と入院の雰囲気 柏木ゆか
『われわれの雰囲気』
2023年5月21日 第一版発行
著者 植本一子
碇雪恵
柏木ゆか
装画 近藤聡乃
装丁 川名潤
校正 藤本徹
協力 柴山浩紀
ピコちゃんが倒れた!
約束の時間に友達が来ない。音沙汰もない。何かがおかしい。嫌な予感がする...... 。その予感は的中、友達はいまICUにいて、意識がないらしい。でも、コロナ禍では病院へかけつけることもできない。
目を覚まさない友達をめぐる日々の記録と、意識を取り戻してからの本人による日記を収録。
今振り返って印象に残っているのは、知っていたはずの「人間はみんないつか死ぬ」の中に自分が入っている自覚がなく、今回の怪我と入院でそれが「自分も死ぬ」になったことです。またうまく言葉にできませんが、スイッチがひとつ切り替わったかのようです。そしてそれを形に残せてすごくうれしい。
(おわりにより)
目次
はじめに
何をみてもピコを思い出す 植本一子
ピコちゃんが未読だった時のこと 碇雪恵
*
おわりに
怪我と入院の雰囲気 柏木ゆか
『われわれの雰囲気』
2023年5月21日 第一版発行
著者 植本一子
碇雪恵
柏木ゆか
装画 近藤聡乃
装丁 川名潤
校正 藤本徹
協力 柴山浩紀