『DESIGN AND PEOPLE Issue No. 1 デザインは主語じゃない』
出版社 : CONCENT
《対話とエセー》によるデザイン誌創刊号(年度刊行)。デザインの当事者たちが、あらゆる領域・垣根を超えて、外向きではなく自らの言葉で、自身の仕事と生活についての考え方、デザイン哲学を語っている。
対話篇では、早急な答えを求めない対話に主眼を置いた。対面して、お互いの場所から見える事象、感じる空気を語りかける。それによって、浮き彫りになる共鳴や差異。それを手がかりに、新たな関係性や可能性を探っていく。
エセー篇では、それぞれの専門性や立場から、いま大切に思うこと、いま残しておきたいことを執筆してもらった。論考、回想、提言と形式も主題もさまざまだが、どれも個人的な肌感覚を十二分に踏まえたものだ。
近代に工法・職能として生まれた「デザイン」は、細分化されそれぞれの経済圏に散って収まっていった。当事者同士でも、近くて遠い存在になってしまった。経済的合理性を優先し過ぎた結果といえる──。本誌では、当事者同士のゆるやかなつなぎ直しの契機を模索していく。(出版社より)
【目次】
《対話篇》
対話|デザインと経営 008
デザインは主語じゃない 田川欣哉と大﨑優
画=三好愛
*
対話|デザインと対話 044
わからないからいつまでも 永井玲衣と長谷川敦士
画=狩野岳朗
*
対話|デザインと教育 074
生きるほうへ 渡邉康太郎と佐賀一郎
画=森本将平
*
対話|デザインと建築 110
不完全な言語でも語っていく 光嶋裕介と赤羽太郎
画=永岡裕介
*
対話|デザインと働き方 150
界面のプロトタイピング 長﨑陸と小橋真哉
画=大河紀
*
対話|デザインとウェブ 184
ウェブサイトの現在地 枌谷力と加川大志郎
画=岡野賢介
*
対話|デザインとデジタル 208
人が変えること、変わること 増川信夫と家内信好
画=水内実歌子
*
対話|デザインとグラフィック 236
心に刺さる 林規章と吉田知哉
画=横山雄
*
《エセー篇》
エセー|デザインと社会 032
デザイナーの社会的責任 佐賀一郎
画=三好愛
*
対話|デザインと対話 044
わからないからいつまでも 永井玲衣と長谷川敦士
画=狩野岳朗
*
対話|デザインと教育 074
生きるほうへ 渡邉康太郎と佐賀一郎
画=森本将平
*
対話|デザインと建築 110
不完全な言語でも語っていく 光嶋裕介と赤羽太郎
画=永岡裕介
*
対話|デザインと働き方 150
界面のプロトタイピング 長﨑陸と小橋真哉
画=大河紀
*
対話|デザインとウェブ 184
ウェブサイトの現在地 枌谷力と加川大志郎
画=岡野賢介
*
対話|デザインとデジタル 208
人が変えること、変わること 増川信夫と家内信好
画=水内実歌子
*
対話|デザインとグラフィック 236
心に刺さる 林規章と吉田知哉
画=横山雄
*
《エセー篇》
エセー|デザインと社会 032
デザイナーの社会的責任 佐賀一郎
*
エセー|デザインと私 060
十四歳から三◯歳までのメモランダム 脇田あすか
*
エセー|デザインと批評 100
粟津潔と『デザイン批評』 室賀清徳
*
エセー|デザインと装丁 136
すべての本は「ただの本」 長田年伸
*
エセー|デザインとインテリア 176
北欧と日本の架け橋 萩原健太郎
*
エセー|デザインと企業文化 202
変化を捉えたい 上原哲郎
*
エセー|デザインと写真 224
中島英樹の喪失 沖本尚志
*
編集後記|発刊に際して 254
*
巻頭口絵|写真=岡庭璃子
巻末口絵|グラフィック=林規章
十四歳から三◯歳までのメモランダム 脇田あすか
*
エセー|デザインと批評 100
粟津潔と『デザイン批評』 室賀清徳
*
エセー|デザインと装丁 136
すべての本は「ただの本」 長田年伸
*
エセー|デザインとインテリア 176
北欧と日本の架け橋 萩原健太郎
*
エセー|デザインと企業文化 202
変化を捉えたい 上原哲郎
*
エセー|デザインと写真 224
中島英樹の喪失 沖本尚志
*
編集後記|発刊に際して 254
*
巻頭口絵|写真=岡庭璃子
巻末口絵|グラフィック=林規章