青木亮作『アイデアとかデザインとか』
出版社 : 翔泳社
価値あるアイデアの生み出し方、育て方
「象印STAN.」「DRAW A LINE」
「フライパンジュウ」などを手掛けた
注目のデザイナーTENTが明かす、
アイデアとデザイン、そして
現代のモノづくり現場のリアルな話。
「デザイン」という言葉を使わずに、
デザインとは何かをわかりやすく解説した
「デザインなんて知らない」をはじめ、
チームで優れたアイデアを生み出すコツや、
それを実現して世に出す秘訣の数々を紹介する。
◆秘密は「とは」ではなく「とか」にある◆
問題定義や提案だけで終わらず、
実際に発売されロングヒットとなる製品を
作るためには。
デザインとアイデアだけでなく、
その周辺、つまり「とか」の部分にこそ
重要なヒントが存在する。
◆モノが溢れる時代に何を作るか◆
高機能と低価格だけでは勝負にならず
ニーズが多様化した現代でも、
多くの人から「これが欲しい!」と
一目惚れされ指名買いされる彼らの製品。
その開発背景にはリサーチや
マーケティングではなく、
独自の考え方があった。
◆モノづくりに関わる人に◆
なぜ彼らは価値あるアイデアを
生み出し続け、成功させることが
できるのか。本書では、TENTが
結成以来生み出してきた数々の
製品アイデアの秘密と、
製作の舞台裏をたっぷり紹介します。
ひとつの小さなアイデアが、
形になり多くの人の手に届くまでの話は、
企画や開発に携わる人、デザイナー、
クリエイターだけでなくすべての
「仕事に関わる人」にとって、
大きな刺激となるはずです。