【9/22 (火・祝)】「ハラスメントのない世界で生きる」
勅使川原真衣『ハラスメント最終報告』刊行記念
勅使川原真衣×朱喜哲トークショー
申込みの前に必ず参加規約をお読み下さい。
お申し込みはこちら
| 日程 | 2026年9月22日 (火・祝) |
| 時間 |
19:00〜20:30 開場 18:45〜 |
| 料金 | 1,650円(税込) |
| 定員 | 100名 |
| 会場 | 本店 大教室 |
勅使川原真衣さんの『ハラスメント最終報告』が発売になりました。注目の組織開発コンサルタントによる、個人の責任とされてきた問題を「関係性」にひらくことで解決策を模索する、画期的なハラスメント対策本です。
本書の刊行を記念して、著者の勅使川原さんと、哲学者の朱喜哲さんのトークイベントを行います。
朱さんは本書の帯文に、〈「ハラスメント」は被害者と加害者の問題ではない。私たち皆が分業して立ち向かうべき構造なのだ。全社会人必読の書〉という言葉を寄せておられますが、今回はそこからさらに踏み込んで、本書の背景にある「概念分析」「構造的不正義」「関係的自律」など人文知の知見が、ハラスメントの問題にどう関わってくるのか、掘り下げて対話していただきます。
そこでは朱さんの近著『バラバラな世界で共に生きる』で語られた、〈否応なくバラバラな世界で、バラバラなまま、しかし共に生きるために〉という主題にもつながっていくでしょう。
ビジネス・組織論の視点から、人文知の最前線が社会とどうかかわっているのか、さらに心理分析的な関心からも見逃せないイベント。ぜひともご来場ください。
プロフィール
勅使川原真衣 てしがわら・まい
横浜市生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。外資コンサルティングファーム勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。個人の能力でなく「関係性」という切り口から、組織をより良くする提案を行う。二児の母。2020年から乳がん闘病中。初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で2024年新書大賞第5位入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。その他著書多数。近著に『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)、『「対話」がやってきた』(ホーム社)、『人生は逆算できるのか』(ちくまプリマー新書)がある。論壇誌「Voice」や読売新聞「本よみうり堂」での連載のほか、文化放送「武田砂鉄ラジオマガジン」などでも発信中。

朱喜哲 ちゅ・ひちょる
哲学者、大阪大学招へい准教授。1985年、大阪生まれ。大阪大学招へい准教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。著書に『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)、『バラバラな世界で共に生きる』(NHK出版新書)、『バザールとクラブ』『人類の会話のための哲学』(よはく舎)、『増補 ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(共著、ちくま文庫)、『在野研究ビギナーズ』(共著、明石書店)、『はたらく人文知』(共著、光文社)、共訳書に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(ロバート・ブランダム著、勁草書房)、などがある。
書籍情報

勅使川原真衣『ハラスメント最終報告』(晶文社)
ハラスメントにサヨウナラ! 注目の組織開発者が書いた、常識を覆す究極のハラスメント対策本。
人と人との関係性を主軸に置いた、あたらしい組織論がここにある。
「意識啓発をどれだけ頑張っても組織からハラスメントがなくならない理由はこれだったのか。ハラスメントに苦しむ人がいなくなりますように」──太田啓子(弁護士)
「ハラスメントは被害者と加害者の問題ではない。私たち皆が分業して立ち向かうべき構造なのだ。全社会人必読の書」──朱喜哲(哲学者)
「ハラスメント」という言葉は社会の至るところに溢れたが、その氾濫に現場は追いつけず、事案は多元化・複雑化している。
ハラスメント防止教育やアンガーマネジメント研修など、個人の意識・感情・スキルの改善を前提とする「個人モデル」では、ハラスメントを根絶するのはむずかしい。ハラスメントの根は個人の悪意にあるのではなく、構造にある。ハラスメントの「個人モデル」から「社会モデル」への視点の転換が必要だ。
組織開発者として注目を集める著者が、事例的なストーリーもあげながら、ハラスメントの構造を解きほぐす画期的なテキスト。企業の経営陣、中間管理職、現場の社員それぞれに有益な、ハラスメントを終わらせるための究極の対策本。