【10/7 (火)】『DESIGN AND PEOPLE Issue No. 2|他者たちとどう生きるか』刊行記念 <br>「教授たちと新しいデザイン学を考える」<br>八重樫文(立命館大学)×加島卓(筑波大学)×佐賀一郎(多摩美術大学)×古賀稔章(武蔵野美術大学)トークイベント

【10/7 (火)】『DESIGN AND PEOPLE Issue No. 2|他者たちとどう生きるか』刊行記念
「教授たちと新しいデザイン学を考える」
八重樫文(立命館大学)×加島卓(筑波大学)×佐賀一郎(多摩美術大学)×古賀稔章(武蔵野美術大学)トークイベント

  • ¥1,650
    単価 あたり 
税込 配送料は購入手続き時に計算されます。

 

申込みの前に必ず参加規約をお読み下さい。

お申し込みはこちら

上記より規約をご確認のうえ、予約ページに移動してお申し込みください。お支払い方法はクレジットカードのみとなります。

 参加規約に同意する

予約ページに進む


日程 2025年10月7日 (火)
時間 19:00~20:30
開場 18:30~
料金 1,650円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室


『DESIGN AND PEOPLE Issue No.2|他者たちとどう生きるか』刊行を記念して、これからの時代に応える「新しいデザイン学」について、本誌寄稿者である四名の大学教授によるパネルディスカッションイベントを開催します。
本誌記事内でも「デザイン学の再構築」を提唱し、来年度新設予定の立命館大学デザイン・アート学部の開設準備を主導してきた八重樫文氏、筑波大学で社会学を教える加島卓氏、多摩美術大学でグラフィックデザインを教える佐賀一郎氏、武蔵野美術大学で芸術文化を教える古賀稔章氏とともに、科学も芸術も、哲学もひとつに含みもつ学問としての「新しいデザイン学」について語り合います。各々が所属されている大学・大学院・学部・学科での実践・将来の展望などもお伺いしていくので、オープンキャンパス番外地としてもご来場ください。終了後に、登壇者たちとの懇親会の時間を設けます。モデレータは『DESIGN AND PEOPLE』編集長の吉田知哉(コンセント)。


プロフィール


八重樫文 やえがし・かざる

デザイン学研究者。立命館大学経営学部教授。東京大学大学院学際情報学府修了。2007年に立命館大学に着任。現在、2026年新設予定のデザイン・アート学部、及び研究科の設置準備を主導。社会生活全般におけるデザインの意味と役割を理論的・実践的に研究している。著書として『新しいリーダーシップをデザインする』(新曜社、大西みつるとの共著)など。


加島卓 かしま・たかし

社会学者。博士(学際情報学)。筑波大学人文社会系教授。専門は、メディア論、社会学、広告史、デザイン史。著書に『〈広告制作者〉の歴史社会学 近代日本における個人と組織をめぐる揺らぎ』(せりか書房)、『オリンピック・デザイン・マーケティング エンブレム問題からオープンデザインヘ』(河出書房新社)がある。


佐賀一郎 さが・いちろう

デザイン研究者。博士(美術)。多摩美術大学 グラフィックデザイン学科准教授。専門は近代デザイン史、およびビジュアルデザインとタイポグラフィの理論と実践。監訳・解題にヨゼフ・ミューラー゠ブロックマン自伝『遊びある真剣、真剣な遊び、私の人生 解題:美学としてのグリッドシステム』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。


古賀稔章 こが・としあき

視覚文化研究者。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得満期退学。デザイン誌『アイデア』の編集者を務めた後、経済産業省特許庁にて、デザインの審査業務、国際デザインフォーラムの創設、令和元年意匠法改正などのデザイン行政に携わる。2022年、武蔵野美術大学芸術文化学科准教授に着任。

書籍情報

book

『DESIGN AND PEOPLE Issue No.2|他者たちとどう生きるか』(コンセント)

デザインやクリエイティブへの問いを抱えながら、自分の仕事と生活、興味関心、研究テーマ、時事問題についてを語る、書く──《対話とエセー》によるデザイン誌。 不安と欲望で断片化していく社会を、それでも功罪相半ばするデザインがつないでいく──デザイナー、クリエイター、エンジニア、研究者、建築家、装丁家、イラストレーター、作家、編集者、行政官などたちが、一生活者としての戸惑いと希望を言葉にする、対話9篇とエセー8篇。デザインの鍵を探る書評6篇も掲載。

【目次】
対話篇:
長嶋りかこと永井玲衣 デザインと対話:何がその詩の言葉を語らなくさせているのか
辻愛沙子と渡邉康太郎 デザインと言葉:シグナルではなくノイズを
八重樫文と長﨑陸 デザインと学問:美的感性を失わずにどう生きるか
小杉幸一と大﨑優 デザインと仕事:個性を宿らせようとして
川名潤と長田年伸 デザインと本:何に加担しているか、自覚は持たないといけない
沼本和輝と小山田那由他 デザインと行政:いまこの瞬間にがんばること、先を見据えて考えていくこと
高野葉子と石野博一 デザインと広報:その先には誰かが
緒方壽人と計良拓行 デザインとテクノロジー:テクノロジーを生活のなかで会得する
加島卓と吉田知哉 デザインと社会:構造と揺らぎ

エセー篇:
武田砂鉄 デザインと文章:人生をデザインさせられないために
横山雄 デザインと絵:本当より本当っぽい話
角尾舞 デザインとライティング:デザインを書く
大西隆介 デザインと展覧会:展覧会のグラフィックについて
佐賀一郎 デザインと線:生きられる線から、生きられるデザインへ
磯貝直紀 デザインとゲーム:僕のゲーム思考、その展開と結実
沖本尚志 デザインと写真:篠山紀信論のパラドックス
浅子佳英 デザインと万博:祭りは日常のなかにしかない

書評:
古賀稔章,室賀清徳,沖本尚志,岡あゆみ,佐々木未来也,上原哲郎

カバー写真=長沢慎一郎