【1/21~ 2/3】『ある星の汽車』(福音館書店)刊行記念 森洋子 原画展
絶滅動物 汽車に乗り合わせた隣人
『ある星の汽車』は、鉛筆画の精緻な絵に圧倒される美しい絵本です。
作者は、2024年にイギリスの絵本賞Queen‘s Knicker賞runner-up(銀賞)を受賞された、森洋子さんです。地球を汽車になぞらえたストーリーでは、絶滅した動物たちが描かれ、私たち人間も地球に生きる一員だということをあらためて考えさせられます。
この絵本の全場面の原画が一堂に展示されるのは今回が初めてです。丹念に描かれた原画をご覧いただき、この美しい絵本を手に取っていただけると幸いです。
今回は絵本の原画展示のみならず、森さん描き下ろしのオリジナル額装作品の展示販売もございます。
絵本と同じ世界観で描かれた動物たちの肖像画は静かに見る人に語りかけてきます。森さんの緻密な鉛筆画をお求めいただける貴重な機会です。
数量限定ですが、森さん直筆サイン本もございます。
この機会にぜひご来店ください。


| 日程 | 2026年1月21日 (水) 〜 2026年2月3日 (火) |
| 時間 |
平日 11:00~21:30 土日 10:00~21:00 *最終日は17:00まで *状況により、営業時間の変更がある場合もございます。 お手数ですが、お出かけ前にご確認下さい。 |
| 料金 | 無料 |
| 会場 | 本店・ギャラリースペース |
プロフィール

森洋子もり ようこ
1959年、東京生まれ。
東京藝術大学美術学部絵画科卒業。同大学院修了。絵本に『まよなかの ゆきだるま』『おるすばん』『さがしもの』『おまつり』『あめのひの ぼうけん』『げたばこマンション』(以上、福音館書店)『かえりみち』(トランスビュー)『ぼくらのひみつけんきゅうじょ』(PHP研究所)『空想化石はくぶつかん』(城西大学出版会)『月の見ていたこと』『月の明るい真夜中に』(ともに書肆森洋子)など。『さがしもの』(『TEDDY'S MIDNIGHT ADVENTURE』)が、2024年にイギリスの絵本賞Queen's Knickers賞runner-up(銀賞)を受賞。
書籍情報

『ある星の汽車』
森洋子
福音館書店
ISBN 978-4-8340-88748
定価1,980円
広い大地を走る汽車。
汽車には、ドードーの紳士、卵を大事そうに抱えたオオウミガラスの夫婦、青いコートを着込んだブルーバック、リョコウバトの団体客など、たくさんの乗客が乗っています。
その中に、お父さんと旅をする男の子がひとり。男の子は乗客たちと会話をし、つぶやきを聞いたりします。
しばらくすると、汽車が駅に止まり、ドードーの紳士が下車していきます。
その後も駅に着くたびに乗客が降りていき、車内はだんだん寂しくなっていきます。