【5/29 ~ 6/11】齋藤陽道『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社) 写真展

【5/29 ~ 6/11】齋藤陽道『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社) 写真展


2023年11月に暮しの手帖社より刊行し、第65回熊日文学賞を受賞した写真エッセイ『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』収録の作品や関連作品を多数展示します。
写真家、文筆家など多彩な顔を持つろう者の齋藤陽道さんは、ろう学校で出会った妻と、ふたりの聞こえる子どもと暮らす四人家族です。彼らは、それぞれの違いを尊重しながら、手話や表情で通じ合って生きています。そんな家族の日々を撮り下ろした、撮る側と撮られる側のおだやかな信頼度に満ち溢れたぬくもりある作品群です。オリジナルプリントでご覧いただける貴重な機会です、ぜひこの機会にご覧ください。

sky1

sky2

sky1


日程 2024年5月29日(水) 〜 2024年6月11日(火)
時間 平日  11:00~21:30
土日祝 10:00~21:00
*最終日は17:00まで
*状況により、営業時間の変更がある場合もございます。
お手数ですが、お出かけ前にご確認下さい。
料金 無料
会場 本店・ギャラリースペース


プロフィール

author
撮影・樹

齋藤陽道 さいとう はるみち

写真家。1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。
2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。
2010年、写真新世紀優秀賞受賞。2013年、ワタリウム美術館にて個展を開催。2014年、日本写真協会新人賞受賞。
写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)で木村伊兵衛写真賞最終候補。著書に『ゆびのすうじ へーんしん』(アリス館)、『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズ ケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)など。2023年、『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社)を刊行、同書で第65回熊日文学賞受賞(2024年)。
NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』のエンディング曲『きんらきら ぽん』の作詞を担当、NHK Eテレ手話アニメ『しゅわわん!』の原作者でもある。写真家、文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。


書籍情報

book

『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』

手話をことばとして生きる、
写真家と家族の物語

今もっとも注目を集める写真家、齋藤陽道さんによる『暮しの手帖』の人気連載が一冊に。
齋藤さんは「聞こえる家族」に生まれたろう者、妻のまなみさんは「ろう家族」に生まれたろう者。そんなふたりの間には、聞こえる子どもがふたりいます。
身体と文化を異にする「ひとりぼっち」が四人集まって、「よっちぼっち」。家族という、かけがえのない四人の「ぼっち」だち。
一家はそれぞれの違いを尊重しながら、手話で、表情で、体温で、互いの思いを伝え合って生きています。
本書は、美しい写真とともに紡がれた育児記であり、手話で関わり合うからこそもたらされた気づきと喜びの記録です。