橋本亮二『光あるうち光のなかを歩む』
出版社:十七時退勤社
「ずっと怒っていたように思う。何者でもない自分に、劣等感とともに生きている自分に。人は常にひとりなのに、寄りかかって、思いを向けてほしいとすがっていた。なぜこんなに凪いだのか。すぐ言葉にできない思索を、文字で綴ることで回復の道を歩んだのかもしれない。いま、日々は光にあふれている。」(「はじめに」より)
出版社の営業、二十二年目。本を抱えて会いにいく日々の延長にある、つまずきと回復の記録。
発行:十七時退勤社
仕様:B6判 並製 110ページ
装丁:関口竜平(本屋lighthouse)
装画・挿絵:佐藤ジュンコ
発売日:2025年12月1日