【5/17 (土)】TypeTalks 第55回 『欧文書体 基礎知識と使い方』刊行記念「書体デザインの現場から発信し続けて20年」出演:小林 章
日程 | 2025年5月17日 (土) |
時間 |
18:00〜20:00 開場 17:30〜 |
料金 | 2750円(税込) |
定員 | 80名(要事前予約、先着順) |
会場 | 本店 大教室 |
デザイナーのみなさん、自信を持って欧文書体を使っていますか? 書体の選び方や使い方で迷ったことはありませんか?
そのような悩みに答えてくれる書籍『欧文書体 その背景と使い方』は、2005年の発売以来、欧文書体を使う方々に長く読まれてきました。この本の著者である欧文書体デザインの第一人者、小林章さんが自著を20年ぶりに全面的に改訂。このたび、新刊『欧文書体 基礎知識と使い方』として5月1日に刊行されることになりました。今回のTypeTalksでは、小林 章さんをゲストにお招きし、欧文書体デザイナーとしてドイツで20年間仕事をする間に感じた書体デザインの潮流の変化、そしてその変化を受けて改定作業をするうちに『欧文書体』がどのように変わったのかについて、お話をうかがいます。
前半は、小林さんがドイツに渡ってからの主な仕事の内容の変化、つまり2001年から最初の10年間のオリジナル欧文書体制作からコーポレートフォントや和文書体の制作にシフトしたこと、そして執筆活動も最初はグラフィックデザイナーに向けての内容だったのがサインデザインや英語教育の分野にまで広がったことについて語っていただく予定です。また後半では、最近取り組んでいる金属活字の欧文書体制作について、活版印刷を担当する嘉瑞工房の髙岡昌生さんと一緒にお話いただきます。
小林さんご本人から直接お話をうかがえる貴重な機会となります。トークイベント終了後には、サイン会も行う予定です。皆様、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
■TypeTalksについて
TypeTalksはゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。
ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。
タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子)。
過去のTypeTalksの内容については、こちらをご覧ください。
プロフィール

小林 章 こばやし あきら
欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して2001年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏、アドリアン・フルティガー氏と共同で両氏の過去の名作書体の改良版を制作した。2010年以降は欧州やアジアのブランド専用欧文書体制作と並行して日本語書体のディレクションを担当。ドイツRed Dot 賞をはじめ世界的なコンテストの審査員としての貢献や講演などの活動も評価され、2022年にType Directors Clubの最高栄誉賞であるTDC メダルを受賞。現在、Monotype社のクリエイティブ・タイプディレクター。
著書に『欧文書体 その背景と使い方』『欧文書体2 定番書体と演出法』『フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』(美術出版社)、『まちモジ 日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』(グラフィック社)、『英文サインのデザイン 利用者に伝わりやすい英文表示とは?』(田代眞理氏との共著、BNN)『欧文書体のつくり方 美しいカーブと心地よい字並びのために』『欧文書体 基礎知識と使い方』(Book&Design)がある。
書籍紹介

『欧文書体 基礎知識と使い方』
著者:小林 章
発行:Book&Design
ISBN:ISBN978-4-909718-14-3
定価:本体価格 3,200 円+税
仕様:B5 判・並製192 ぺージ
発売日:2025年 5 月 1 日発売予定
お問合せ先 | 青山ブックスクール |
電話 | 03-5485-5513 |
メール | culture@boc.bookoff.co.jp |
営業時間 | 火~金 13時~20時 月・土・日・祝休み |
住所 | 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 青山ブックセンター本店内 アクセス情報 |