【6/30 (日)】奈倉有里『ロシア文学の教室』刊行記念イベント
1日限りのリアル「ロシア文学の教室」!
申込は終了いたしました
*当日券の発売およびキャンセル待ちは行っておりません。
日程 | 2024年6月30日(日) |
時間 |
13:30〜15:00 開場 13:00〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 100名 |
会場 | 本店 大教室 |
都内のある大学を舞台に、先生の魔法のような語りに導かれ、19世紀ロシア文学の作品内へとダイブする異色の「体験型」授業を描いた『ロシア文学の教室』。全12回の講義のコンダクターともいえる本書の著者、奈倉有里さんによる1日限りの「ロシア文学の教室」が開講! 社会とは何か、愛とは何か? 私たちはこの戦争の時代に、どのように文学を読んだらいいのか? 悩める思いを抱える読者の方、ぜひご参加ください。
プロフィール
奈倉有里 なぐら・ゆり
1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロ シア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第3回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞 受賞。他の著書に『ことばの白地図を歩く』(創元社)、『文学キョーダイ!!』(逢坂冬馬との共著、文藝春秋)。訳書に『亜鉛の少年たち』(スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ著、岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)『赤い十字』(サーシャ・フィリペンコ著、集英社)ほか多数。
書籍情報
『ロシア文学の教室』
「この授業では、あなたという読者を主体とし、ロシア文学を素材として体験することによって、社会とは、愛とは何かを考えます」。
山を思わせる初老の教授が、学生たちをいっぷう変わった「体験型」の授業へといざなう。
小説を読み出すと没頭して周りが見えなくなる湯浦葵(ゆうら・あおい)、中性的でミステリアス、洞察力の光る新名翠(にいな・みどり)、発言に躊躇のない天才型の入谷陸(いりや・りく)。「ユーラ、ニーナ、イリヤ」と呼ばれる三人が参加する授業で取り上げられるのは、ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』、ドストエフスキー『白夜』、トルストイ『復活』など才能が花開いた19世紀のロシア文学だ。
社会とはなにか、愛とはなにか?
この戦争の時代を考えるよすがをロシア文学者・翻訳者の著者が真摯に描く「ロシア文学の教室」。