
【11/16 (日)】『口訳 太平記 ラブ&ピース』(講談社) 発売記念
町田康×朝吹真理子トークイベント
申込みの前に必ず参加規約をお読み下さい。
お申し込みはこちら
日程 | 2025年11月16日 (日) |
時間 |
18:00〜19:30 開場 17:30〜 |
料金 | 1,650円(税込) |
定員 | 100名 |
会場 | 本店 大教室 |
町田康さんの新刊『口訳 太平記 ラブ&ピース』(講談社)の発売を記念して、町田さんと作家・朝吹真理子さんのトークイベントを開催します。『口訳 太平記 ラブ&ピース』は、日本最大の軍記物語『太平記』を、町田康さんが今の生き生きした話し言葉で現代語訳した小説です。動乱の時代を舞台に、今も昔も変わらない人間の愚かさ、可笑しさ、悲しさを描いた本書を手がかりに、古典の面白さや翻訳の工夫、小説の書き方などについて、お二人に語り合っていただきます。ぜひご参加ください。
プロフィール

町田 康 まちだ・こう
作家。1962年、大阪府生まれ。歌手を経て1997年、初小説『くっすん大黒』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『ギケイキ』『男の愛』『口訳 古事記』『入門 山頭火』『俺の文章修行』、歌集『くるぶし』など多数。

朝吹真理子 あさぶき・まりこ
作家。1984年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院前期博士課程修了(近世歌舞伎専攻)。2009年「流跡」でデビュー。2010 年、同作でドゥマゴ文学賞を受賞。2011年「きことわ」で第144回芥川賞受賞。他の著書に『TIMELESS』、エッセイ集『抽斗のなかの海』、『だいちょうことばめぐり』(写真・花代)などがある。
書籍情報

町田康『口訳 太平記 ラブ&ピース』(講談社)
圧倒的な面白さ!南北朝の動乱を描いた日本最大の軍記物語が、唯一無二の文体で生まれ変わる!大反響ロングセラー『口訳 古事記』に続く、新たなマスターピース。
利権を求めて誰もが争い、混沌を極める世の中。なんでこんな事になってしまったのか? 鎌倉時代末期、権勢をふるう執権・北条高時に対抗し、武家政権の転覆をめざす後醍醐天皇の謀略はあえなく失敗。窮地に陥った帝の前に、天才戦略家・楠木正成が現れる――。智謀と裏切り、欲得と愚行と涙にみちた人の世の実相を、破天荒なスケールで描き尽くす〈歴史人間絵巻〉。