【10/ 14  (火)】『本が生まれるいちばん側で』(ライツ社) 刊行記念<br>全ては小さな好奇心から~海藻革命と出版革命の原点~<br>友廣裕一 × 藤原章次 × 藤原隆充

【10/ 14  (火)】『本が生まれるいちばん側で』(ライツ社) 刊行記念
全ては小さな好奇心から~海藻革命と出版革命の原点~
友廣裕一 × 藤原章次 × 藤原隆充

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日程 2025年10月14日 (火)
時間 19:00〜20:30
開場 18:30〜
料金 1,650円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室

 

9月20日にライツ社より藤原印刷『本が生まれるいちばん側で』が刊行されます。 
刊行記念として友廣裕一さん(合同会社シーベジタブル 共同代表)、藤原章次さん(藤原印刷株式会社)、モデレーター藤原隆充さん(藤原印刷株式会社)をお迎えし、トークイベントを開催します。

 ≪トークイベント開催によせて≫

1年で東京ドーム1000個分以上の天然藻場 (海藻が生えていて海のゆりかごと呼ばれる生態系をはぐくむ場)が減っている海藻業界の中に彗星の如くあらわれたシーベジタブル。海藻ごとの生産方法を自社で研究開発し、全国各地で陸上及び海面での量産を行い、さらには社内外の料理人と食べ方の提案まで行っており、今その名は世界へ広がっています。

一方、30年間、縮小し続ける出版業界においてコンテンツだけでなくプロダクトにも自分らしさを詰め込む新たな自費出版の在り方「クラフトプレス」を掲げる藤原印刷。全国から問い合わせを集める新市場はスタート時から300倍に成長しました。

海藻と出版。まったく違う業界の新たなうねりに共通するのは、ひとりの人間の好奇心でした。自分の心や気持ちを大事にしたいすべての方に聞いてほしい対談です。

最後に、実はこのクラフトプレスの取り組みのはじまりに友廣さんも少し関わっていたそうです。当日お越しいただいた方とぜひ共有できればと思っています。


プロフィール

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友廣裕一

合同会社シーベジタブル 共同代表
大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅へ。東日本大震災後は、宮城県石巻市・牡鹿半島の漁家の女性らと共に「ぼっぽら食堂」や「OCICA」などの事業を立ち上げる。 2016年に共同代表の蜂谷潤と共に合同会社シーベジタブルを創業。世界初となる地下海水を利用した「すじ青のり」の陸上栽培を開始し、障害のある方や高齢の方々と共に香り高い青のりを栽培。現在は海面での栽培にも力を入れており、30種類以上の海藻の種苗生産技術を確立。 多様な専門性を持つ研究者に加え、料理人たちも仲間となり、今まで流通してこなかった美味しい海藻の陸上及び海面での生産から、新たな食文化づくりまで行っている。

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藤原印刷株式会社

戦後ひとりの女性タイピストがはじめた印刷会社。製造業である印刷業でホスピタリティと顧客満足度を最も大切にしている。誰もやったことがない仕様に挑むことを得意とし、印刷の駆け込み寺として全国から問い合わせを集める。印刷屋の本屋(2018)、印刷工場のオープンファクトリー「心刷祭」(2019)などを立ち上げる。2023年、個性を宿した本づくりを推進する「クラフトプレス」を宣言。今日もどこかで「つくるよろこび」をつくっている。

兄・藤原隆充(ふじはらたかみち)

藤原印刷株式会社 専務取締役
1981年東京都国立市生まれ、松本市在住。大学卒業後、コンサルティング会社で飲食業のス
ーパーバイザー、ネット広告のベンチャー企業で営業を経て2008年に家業へ。拡販が得意。

弟・藤原章次(ふじはらあきつぐ)

藤原印刷株式会社 取締役東京支店長
1984年東京都国立市生まれ、東京都在住。大学1年時からベンチャー企業で営業としてインターンをはじめる。人材系ベンチャーの創業立ち上げメンバーとして参画し、2010年に家業へ。推進が得意。

書籍情報

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藤原印刷『本が生まれるいちばん側で』(ライツ社)

本をつくる人が増えれば、きっと読む人も増える。
そう信じて、個人の本づくりに伴走し続け、「ZINEの聖地」と呼ばれた印刷会社が長野にある。

・表紙がダンボールでできた写真集
 『隙ある風景』ケイタタ
・個人で1万部以上売っている短歌集
 『100年後あなたもわたしもいない日に』土門蘭・寺田マユミ
・大学生がつくった、40ページの初めてのZINE etc…
 『300年前のこと』とみたみずき

あの本もこの本も、藤原印刷だったんだ!

本書は、長野県松本市にある老舗印刷会社、藤原印刷の三代目・藤原兄弟による、本づくりへの熱い想いを綴った一冊です。
かつては教科書や専門書を中心に黒子として働いていた藤原印刷が、個人の「自分で本をつくりたい」という想いに応え、伴走し続けてきた15年の軌跡。

語られるのは、出版社も書店員も本好きもまだ知らない、印刷所にしか語れない本のこと。
本づくりの常識をくつがえす自由で創造的な取り組みの数々が紹介され、読了後には「こんな本でもアリなんだ!」「わたしでも本をつくれるんだ!」と心が動かされるはずです。

だれかのためでも、売上のためでもない。自分の衝動に従ってつくる。 ――そのよろこびと可能性について、藤原兄弟が自らの言葉でまっすぐに伝えてくれる一冊です。