【1/ 18(土)】 JOJO広重エッセイ『また逢う日まで』刊行記念
JOJO広重 × 湯山玲子 トークイベント&サイン会
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日程 | 2025年1月18日 (土) |
時間 |
18:00〜19:30 開場 17:30〜 |
料金 | 1,650円(税込) |
定員 | 100名 |
会場 | 本店 大教室 |
国内外で高い評価を受ける、日本を代表するノイズバンド「非常階段」。
そのリーダーであるJOJO広重さんによる執筆活動の集大成となるエッセイ集『また逢う日まで』刊行記念として、トークイベントを開催いたします。
本著は、著者自身の半生が綴られ、思春期にいかにして音楽と出会いそして非常階段を結成するに至ったか、またミュージシャンと占い師という二つの肩書きを持つ著者の人生観などが読みやすい文章で表現された一冊です。
対談のお相手は、作曲家の湯山昭さんを父に持ち、音楽をはじめとする多様なカルチャーに造詣の深い“おしゃべりカルチャーモンスター”こと、湯山玲子さん。当時の音楽シーンを振り返りながら、湯山さんはJOJO広重さんを、そしてノイズミュージックをどう解釈するのか。
書籍の内容に沿いながら、ここでしか聞けないトークが展開されることでしょう。ぜひお見逃しなく。
プロフィール
JOJO広重
1959年京都生まれ。14歳の頃からギター演奏や音源制作を開始、70年代後半よりノイズ、パンク、アヴァンギャルド等の音楽シーンで活動する。ノイズバンド・非常階段の活動は40年を越え国内外でのライブ活動や作品リリース、異色アーティストとのコラボも積極的に行っている。ライナーノーツ、雑誌等への執筆も多数行っており、ブログをまとめた単行本「みさちゃんのこと」(天然文庫)、非常階段のヒストリーをまとめた「King Of Noise - a story of 非常階段」(K&Bパブリッシャーズ)「非常階段ファイル」(K&Bパブリッシャーズ)などの著書がある。
湯山玲子
1960年生まれ。東京出身。著述家、プロデューサー、おしゃべりカルチャーモンスター。現場主義をモットーに、映画、アート、演劇、音楽、食、ファッション、ジェンダー等、博覧強記にセンスが加わった独特の視点での、著作、発言を続けている。著作に『女ひとり寿司』 (幻冬舍文庫) 、『女装する女』 (新潮新書) 、『四十路越え ! 』(角川文庫 ) 、上野千鶴子との対談「快楽上等 ! 3.11 以降の生き方」 (幻冬舎) 等。TBS『情報7daysニュースキャスター』などにコメンテーターとしても出演。クラシック音楽の新しい聴き方を提案する<爆クラ! >主宰。2024年にはサントリーホールにて、『交響ラップ クラシックとラップが挑む未知の領域』をプロデュース。2016年からは、ショップチャンネルにてファッションブランド<ojou>をスタート。日本大学藝術学部文芸学科講師。東京家政大学講師。
書籍情報
JOJO広重エッセイ『また逢う日まで』(TANG DENG)
国内外で高い評価を受ける、日本を代表するノイズバンド「非常階段」。そのリーダーであるJOJO広重は「ノイズの帝王」と呼ばれ、ノイズミュージック界の頂点に今なお君臨し続けています。
非常階段の生み出すノイズミュージックは、予測不可能な轟音、思考の外側をいく音楽性で人々を圧倒し、更に、苛烈を極めるライブパフォーマンスが話題を呼び、音楽史の伝説となりました。
しかし、このような世界観がパブリックイメージとして一人歩きし、ノイズの帝王の生い立ちや素顔はあまり知られてきませんでした。また、彼が「占い師」というもう一つの肩書きを持ち、「人々に優しく寄り添い、悩みに答えるJOJO広重」の顔を持つことも、ほとんど認知されていないのではないでしょうか。
本書は、そんなJOJO広重が自身の半生を綴った、執筆活動の集大成となるエッセイ集です。読めば誰でも懐かしいと思えるような、幼少期の記憶から、甘酸っぱい青春時代を経て、80年代アンダーグラウンドシーンのうねりの中に居た彼にとっての「音楽」、「ノイズ」、「人生」とは。
水にゆっくりと波紋が広がるような、優しい言葉で紡ぎ出されるエッセイ。ジャンルも時代も超えた一冊となることでしょう。
解説を、夫の介護の日々を新聞コラムに連載中で著者の友人でもある高倉恵美と、音楽評論家小野島大が執筆。帯には、石野卓球、町田康による推薦文を掲載。