【12/23 (火)】『オランダ×千葉 撮る、物語る―サラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴』刊行記念
清水裕貴×大竹昭子トークイベント
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| 日程 | 2025年12月23日 (火) |
| 時間 |
19:00〜20:30 開場 18:30〜 |
| 料金 | 1,650円(税込) |
| 定員 | 100名 |
| 会場 | 本店 大教室 |
千葉県立美術館で開催中の展覧会「オランダ×千葉 撮る、物語る―サラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴」展の図録(赤々舎)の刊行を記念し、出展作家である、写真家、小説家の清水裕貴氏と、ジャンルを越境して執筆活躍をする作家の大竹昭子氏によるトークイベントを開催します。清水氏が、松戸市戸定歴史館にある古写真のコレクションに着想を得て展開する「眺めの継承」と題する壮大なインスタレーションを出発点とし、「撮ること」と「物語ること」はどのように重なりうるのか、写真と言葉の関係を語り合います。
プロフィール
大竹昭子 おおたけ・あきこ
東京生まれ。1980年代初頭、ニューヨークに滞在中に執筆を始める。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など幅広い分野で活動を展開。主な写真関係の著書に『彼らが写真を手にした切実さを』平凡社(2011年)『ニューヨーク1980』赤々舎(2012年)『この写真がすごい』朝日出版社(2008年)、『迷走写真館へようこそ』赤々舎(2023年)、『出来事と写真』小学館文庫(2025年)などがある。
©️Akira Muramatsu
清水裕貴 しみず・ゆき
千葉県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒。2016年、第18回三木淳賞受賞。小説では2018年、新潮社R18文学賞大賞受賞。土地の歴史や伝承のリサーチをベースにして、写真と言葉を組み合わせて風景を表現している。近著に、小説『海は地下室に眠る』KADOKAWA(2023年)、写真集『岸』赤々舎(2023年)。近年の個展、グループ展に「浮上」(PGI、東京、2024)、「MOT アニュアル2024こうふくのしま」(東京都現代美術館、2024)などがある。
書籍情報

図録『オランダ×千葉 撮る、物語る―サラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴』(赤々舎)
本書は、左から開くとオランダの新進気鋭の写真家、サラ・ファン・ライとダヴィット・ファン・デル・レーウの作品を紹介するオランダパート、右から開くと千葉を拠点に活動する写真家、小説家の清水裕貴のアプローチを通して、千葉ゆかりの古写真のコレクションを紹介する千葉パートがはじまる構成となっています。千葉のパートでは、清水裕貴が、写真、絵画、日誌などによって風景(眺め)を継承する人々の営みを、言葉と写真で綴る時空を超えた物語へと誘います。