『A MAGAZINE CURATED BY: 2000/2004-2025』

『A MAGAZINE CURATED BY: 2000/2004-2025』

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出版社:A MAGAZINE CURATED BY

『A Magazine Curated By』の設立25周年を記念した特別号『A MAGAZINE CURATED BY: 2000/2004–2025』。25年間分の創作活動を讃えたこの記念碑的な一冊は、32人のキュレーター陣を再び招き、本号のページを通じて自由に世界観を表現してもらうべくそれぞれに章を設けている。表紙は、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が手がける。『A Magazine Curated By』というタイトルのもと、同誌のキュレーターを最初に務めたマルジェラが、当時の表紙を左に、自身が本号のために撮影した写真を右にあしらってデザインしたものである。

本誌は過去のアーカイブを振り返るにとどまらず、 「一雑誌(a magazine)」という枠やその言葉が意味するもの、つまりアイデアやイメージを集めたものでありながら、現代のレンズを携えたタイムレス(恒久的なもの)かつタイムリー(時宜にかなったもの)であるとすぐに感じられるものとして構想されてきた。これまでに特集されてきたデザイナーたちは、自身の目や視点を通じてファッション・コレクションをどのような形にしていくかをそのページを用いることでアプローチしてきた。

マルタン・マルジェラ、デルフィナ・デレトレズ、マルティーヌ・シットボンのようにインスピレーションを得るために自身の号を振り返り、過去の自分の作品に今改めて応える者もいれば、山本耀司、アーデム・モラリオグル、グレン・マーティンス、オリヴィエ・ティスケンス、ピーター・ドゥ、クリス・ヴァン・アッシュのように自身の号が描いた物語をより発展させるストーリーを作るべく、フォトグラファーに撮影してもらうことを選んだ者もいる。多くのデザイナーは、自身の号を作って以来、純粋なファッションから解き放ち他のクリエイションの形に目を向けてきた者もおり、高橋盾、フセイン・チャラヤン、フランチェスコ・リッソは本号で自身の芸術作品やクリエイティブな表現を見せている。他にも、ルーシー&ルーク・メイヤーやプロエンザ・スクーラー(Proenza Schouler)は新たな作品を制作し、ハイダー・アッカーマンやベルンハルト・ウィルヘルム、ジャンバティスタ・ヴァリ、ピエールパオロ・ピッチョーリはページを日記のように扱う。デザイナーたちは、この象徴的ともいえる「A」やその文字を再解釈するように求められてもいるのである。


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