能勢剛『「しあわせな空間」をつくろう。―乃村工藝社の一所懸命な人たち―』

能勢剛『「しあわせな空間」をつくろう。―乃村工藝社の一所懸命な人たち―』

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出版社:日経BPコンサルティング 

人々の「しあわせ」を呼び起こす空間とは? アミューズメント施設からホテル、ミュージアム、オフィスまで、最先端の空間づくりを追う

リモートワークより、社員が「しあわせ」を感じるオフィスとは?
日本初の試みが満載! 大人も子どもも「しあわせ」にする球場とは?
──新しい時代の、《ものづくりヒント》がそこにある!

●90年前の小学校を、憧れのヘリテージホテルに●思わず市民が歓声をあげた自慢の図書館
●ジブリパークの本物感は、想像を絶するこだわりから●歩行者中心の水辺の街で、下町の暮らしを豊かにする
●7万年分の世界的大発見を一気に見せる常識外れの博物館●つくり手が語る、動く実物大ガンダムのヒミツ
●子どもの創造スイッチを入れる不思議ミュージアム●東京の真ん中に「江戸のにぎわい」を復興する、etc.

働く、遊ぶ、食べる、買う、学ぶ、旅する、泊まる、観る、集まる─。暮らしのあらゆるシーンにある「しあわせ」な空間。このうえなく、しあわせな体験ができる空間は、いかにして生まれたのか。本書は乃村工藝社を取材対象に、時代をリードする空間を訪れ、関係者へのインタビューを重ねながら、人々を惹きつけてやまない空間の魅力を解き明かしました。しあわせな空間を切り取った、みずみずしい写真も満載。読んで面白く、かつその場所に出かけてからも新たな学びを得られる一冊です。

いったい、“しあわせ”を生み出す空間は、どんな背景、どんな問題意識から発想されたのか? 空間のつくり手は、その発想をどう受け止め、どんなアイデアと工夫とで、人々の“しあわせ”を具体的なカタチにしていったのか? これからの時代に求められる新しい空間価値と、それを創造する仕事の進め方を、関係者の話を聞きながら、詳細かつ具体的なストーリーとして追いかける。そのなかに、次の時代に向けたビジネスや、ものづくりのヒントが、たくさん埋まっているはずだ。――『「しあわせな空間」をつくろう。』まえがきより/能勢 剛(著者、「日経トレンディ」元編集長)

【目次】
下町の「ゆるさ」感じる水辺の街――東京ミズマチ
江戸のにぎわいが楽しい神社――神田明神文化交流館「EDOCCO」
見て、感動して、遊んで、つくるミュージアム――パナソニック クリエイティブミュージアム「AkeruE(アケルエ)」
人々が憩い、語らい、仕事もできる街路――Marunouchi Street Park
子どもも大人も、胸を熱くする実物大ガンダム――ガンダム立像プロジェクト
遊ぶように仕事ができるワークプレイス――乃村工藝社「新オフィスプロジェクト」
社員が遊びに行きたくなるオフィス――グロースエクスパートナーズ「SKY Agora」
市民が通いつめる居心地いい図書館――菊池市中央図書館
7万年の時を過ごせる博物館――福井県年縞博物館
地域の思い出をつなぐ ホテル――ザ・ホテル青龍 京都清水
お茶の世界を楽しく体験できるフードパーク――KADODE OOIGAWA
映画の作品世界に入り込める ジブリ空間――ジブリパーク
野球ファンの夢をカタチにしたボールパーク――北海道ボールパークFビレッジ

――ソーシャルな時代に光を照らすしあわせな空間。そこには、つくり手の想いがあふれていた。
◎スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫さん推薦
帯:
「スタジオジブリもお世話になっています。」 プロデューサー 鈴木敏夫
(出版社より)

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