『新百姓』2号
店頭でも販売しているため、タイミングによっては売り切れの場合がございます。あらかじめご了承ください。
発酵部数|8,888冊限定、全てに手作業でシリアルナンバー打刻
定 価|3,150円(税込)
(=米サイコウ!)
判 型|B5変形判
頁 数|254P(フルカラー)
『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」
(Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。
効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、
人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。
そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、
その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、
そんな新しい生き方を探究している人たちの
問いと実践の物語を紹介する雑誌です。
毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、
その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。
2号のテーマは、「米をくう」です。
便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。
しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていた
つくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか?
安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。
そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか?
そんな想いのもと、本号では、
『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、
『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、
『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、
常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、
「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い、創造の余白に触れて参りました。
読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。
読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。
読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。
そんな一冊になっていると思います。
(出版社より)