ジャック・デリダ『死を与える』(ちくま学芸文庫・復刊)

ジャック・デリダ『死を与える』(ちくま学芸文庫・復刊)

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出版社:筑摩書房
翻訳:廣瀬浩司 林好雄

おそるべき密度と緊迫感で展開される、ジャック・デリダの宗教論
’90年代デリダの代表作。本邦初訳。


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最愛の息子イサクを犠牲に捧げよと神に命じられたアブラハムはモリヤ山へと向かう。息子に死を与え、その死を神に与えようとした瞬間、その手は押しとどめられる。この二重の贈与の瞬間に何が起きたのか。この出来事が課す無限の分裂の中で、アブラハムはどんな責任を果たし、どんな倫理に従っているのか。そして、この出来事の記憶は、現代のキリスト教、ユダヤ教、イスラム教に何を伝えているのか。キルケゴール『おそれとおののき』、パトチュカ『異教的試論』などの詳細な読解を手がかりに、デリダがおそるべき密度で展開する宗教論。’90年代デリダの代表作。本邦初訳。
(出版社より)


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