
Wolfgang Tillmans『NOTHING COULD HAVE PREPARED US – EVERYTHING COULD HAVE PREPARED US』
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出版社:SPECTOR BOOKS
現代美術界で重要な賞の一つである「ターナー賞」を2000年に受賞し、ロンドンとドイツを拠点として活動するドイツ人フォトグラファー、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)の作品集。2025年6月から9月にかけて、「ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター(Centre national d’art et de culture Georges Pompidou (CNAC-GP)、以下ポンピドゥー・センター)」で開催する展覧会に伴い刊行された。
同センターの改修工事に伴う閉館前の最終プログラムとして企画されたものであり、この展覧会の「カルトブランシュ(白紙委任 / 全権)」を作者に与え、2階にある「公共情報図書館(La Bibliothèque publique d'information / BPI)」の約6,000m²全体を使用して作品を展覧し、作者の活動を振り返る。
本書は、このユニークなプロジェクトの道筋を追う一冊である。展覧会風景の写真を多数収録しており、作者がこの場所に作品を展覧することで、いかにして空間を自身のものとしたかが示され、作品そのものの図版とそれとが交互に交わるように掲載されている。また、若い世代の作家陣がエッセイを寄稿し、作品の様々な側面に新たな光を当てている。
同センター写真部門のチーフキュレーターであるフロリアン・エブナー(Florian Ebner)、アシスタントキュレーターであり現代写真を専門とするオルガ・フリドリサック=レタ(Olga Frydryszak-Rétat)による編集。(ソフトカバー/220 x 280 mm/272ページ)