
D.G.ハスケル『木々は歌う』
屋代通子 翻訳
出版社 : 築地書館
アマゾンの先住民の森林への深い智慧と森の構成員としての関係性、
イスラエルとパレスチナのオリーブ農家の伝統と改革、
大都市ニューヨークの1本の街路樹から見えてくるコミュニティの姿、
400年前から命をつなぐ日本の盆栽に見る人と自然―――
1本の樹から微生物、鳥、ケモノ、森、人の暮らしへ、
歴史・政治・経済・環境・生態学・進化すべてが相互に関連している。
失われつつある自然界の複雑で創造的な生命のネットワークを、
時空を超えて、緻密で科学的な観察で描き出す。(出版社より)