
笹公人『終楽章』
出版社:短歌研究社
「念力少年」として、これまで空想や妄想で歌を詠み続けてきた著者が、45歳にして初めて生活や境涯など、自身の人生を詠む。コロナの時期に敬愛する師匠たちを喪い、ほぼ同時期に父親の介護の日々が始まる。そのような現実に向かい、全力で詠まれた歌の数々は著者の新境地となった。第五歌集。
「念力少年」として、これまで空想や妄想で歌を詠み続けてきた著者が、45歳にして初めて生活や境涯など、自身の人生を詠む。コロナの時期に敬愛する師匠たちを喪い、ほぼ同時期に父親の介護の日々が始まる。そのような現実に向かい、全力で詠まれた歌の数々は著者の新境地となった。第五歌集。