
【9/29(金)】『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』(左右社) 発売記念
萩澤大輝さん × 倉林秀男さん × 柴田元幸さんトークイベント
「翻訳家も悩ますセミコロン?」
申込みの前に必ず参加規約をお読み下さい。
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日程 | 2023年9月29日(金) |
時間 |
19:00〜20:30 開場 18:30〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 80名 |
会場 | 本店 大教室 |
小さなトラブルメーカー、セミコロン。
英文法界でいくたびも論争を巻き起こし、英文法家だけでなく、裁判所でもその解釈をめぐって物議を醸してきた。
そんなセミコロンを巧みに使用してきたのが、作家のマーク・トウェイン、レイモンド・チャンドラー、メルヴィル、アーヴィン・ウェルシュら。
では翻訳家は、英語圏の作家たちのセミコロンをどのように訳すのか?
セシリア・ワトソン(萩澤大輝・倉林秀男訳)『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』(左右社)の刊行を記念し、トークイベントを開催します。
本書の帯推薦者でもある翻訳家の柴田元幸さん、本書の訳者である萩澤大輝さん、倉林秀男さんをお迎えし、作家たちのセミコロンの使い方とその翻訳を徹底論議!
マニアックすぎる、でも翻訳家は困っている……?
かくも控えめであまりにもやっかいなセミコロンをめぐる一夜;ぜひご参加ください。
プロフィール

萩澤大輝 はぎさわ・だいき
1992年生まれ。神戸市外国語大学大学院博士課程を単位取得満期退学し、現在は近畿大学経営学部特任講師。専門は認知言語学、語形成。業績に『ジーニアス英和辞典 第6版』(大修館書店)の校閲・執筆協力などがある。

倉林秀男 くらばやし・ひでお
1976年生まれ。杏林大学外国語学部教授。博士(英語学)。専門は英語学、文体論。日本文体論学会代表理事(2018 年~2020 年)、会長(2020 年~)、日本ヘミングウェイ協会運営委員。著書に『ヘミングウェイで学ぶ英文法』『ヘミングウェイで学ぶ英文法 2』『オスカーワイルドで学ぶ英文法』(アスク)『英文解釈のテオリア』(Z会)、『バッチリ身につく 英語の学び方』(ちくまプリマ―新書)などがある。

柴田元幸 しばた・もとゆき
1954年、東京生まれ。アメリカ文学者・東京大学名誉教授。翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など著書多数。文芸誌「Monkey」の責任編集。
プロフィールイラスト:©️島袋里美
書籍情報

『セミコロン かくも控えめであまりにもやっかいな句読点』
セシリア・ワトソン著
萩澤大輝・倉林秀男 訳
左右社
本体価格:2200円
刊行日:2023年8月30日配本
https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283839