
【9/24 (日)】『これが生活なのかしらん』(大和書房) 刊行記念
小原晩 × 伊藤紺トークイベント
「短い言葉、短い歌」
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日程 | 2023年9月24日(日) |
時間 |
18:00〜19:30 開場 17:30〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 90名 |
会場 | 本店 大教室 |
歌人の伊藤さんと、文筆家であり、自身のエッセイに短歌を添えることもある小原さん。
おふたりの共通点に、「短さ」へのこだわりがあります。
長い文章はあまり得意でない。短いからこそとことんこだわり、何度も戻って考えぬくことができる。
それが自分にとって心地よい。
そんなおふたりが「短い言葉、短い歌」というテーマで対談します。
短歌、詩、散文を創作するなかで、なにに焦点を合わせ、どこを余白とするのか。
生活のなかで、どんなとき、頭に言葉が浮かぶのか。
普段から感情や光景をメモに書きとめるというおふたりに、最近のメモを発表しながら、それがどのように短歌や散文に変わっていくのかをお話しいただきます。
プロフィール

小原晩 おばら・ばん
作家、歌人。2022年初のエッセイ集となる『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を自費出版。2023年「小説すばる」に読切小説「発光しましょう」を発表し、話題になる。 9月に初の商業出版作品として『これが生活なのかしらん』を大和書房から刊行。

伊藤紺 いとう・こん
歌人。著書に歌集『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』(いずれも短歌研究社)、ミニ歌集『hologram』(CPcenter)など。文芸誌、ファッション誌への寄稿のほか、OSAJIヘア&ボディケアシリーズ「Fall bouquet」等ブランドへの短歌制作も。2023年NEWoMan新宿ショッピングエリアでの特別展示「気づく」を開催。
書籍情報

『これが生活なのかしらん』
まさかこれが自分の生活なのか、とうたがいたくなるときがあります。
それは自分にはもったいないようなしあわせを感じて、という場合もあれば、
たえられないほどかなしくて、という場合もあるのですが、
それはもちろん自分の生活であるわけです。
その自分の生活というものを、つまりは現実を、
べつだん、大げさにも卑屈にもとらえず、そのまま受けいれたとき、
みえてくるのは「ほのおかしさ」ではなかろうかと思います。
ままならない生活にころがる「ほのおかしさ」を私はずっと信じています。
自費出版作品としては異例の売れ行きを記録した
『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』の小原晩、書き下ろし最新作!
まぶしいほどまっすぐで、愛おしい。ままならない生活をめぐる38編のエッセイ。