ノーム・チョムスキー ロバート・ポーリン『気候危機とグローバル・グリーンニューディール』

ノーム・チョムスキー ロバート・ポーリン『気候危機とグローバル・グリーンニューディール』

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出版社 ‏ : ‎ 那須里山舎

「意志の楽観主義」と政治参加で気候危機に立ち向かう。資本主義と新自由主義を乗り越え「公正な移行」へ。
――飯田哲也(環境エネルギー政策研究所所長)

レジ袋をいくら節約しても絶対に見えない、本物の持続可能な社会を学ぼう。
――井上純一(漫画家)

本書は「気候変動をとめるグリーン経済による成長」を説く。デマに過ぎない気候変動懐疑論に加え、脱成長・脱資本主義イデオロギーも、経済学の炭素税主義も、EUの2050年CO2ゼロの約束(に基づくGDP1%の投資)も、データで覆される。CO2ゼロへの移行に必要な投資は、労働力の公正な移行支援を含め米欧GDPの2%。先の大戦での米国戦費がGDPの43%なのを思えば安い。何が阻むのか。「壊滅的未来を知って頬被りする強者」「雇用喪失に怯える弱者」による民主政の引き回しだ。だが民主政を使って壁を突破する道は、ある。本書の科学的で現実的な具体的戦略が、今こそ読まれるべきだ。
――宮台真司(東京都立大学教授、社会学者)

この本は文明社会のためのサバイバル・マニュアルだ。
――ダニエル・エルズバーグ(平和運動家、元軍事アナリスト)

現実的かつ実践的なグローバル・グリーンニューディール構想を、二人の重鎮思想家は説得力をもって展開している。
――ジャヤティ・ゴーシュ(ジャワハルラール・ネルー大学教授、経済学者)

気候危機は解決できる。世界で最も引用されている存命中の知識人ノーム・チョムスキーと、世界最大の再エネ投資計画をオバマ政権下で監督したロバート・ポーリンが、気候危機を公正に解決するための「グローバル・グリーンニューディール」構想を語り尽くす。

現実を冷徹に直視する「心の悲観主義」から始まり、その現実をより良い方向へ変えるための政策や行動に基づく「意志の楽観主義」へと到達する。Fridays For Future Japanのメンバーたちによる力強いまえがきと訳者による最新英文資料の紹介を添えた豪華日本語版。


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