
ミシェル・バデリー『行動経済学 エッセンシャル版』
翻訳者:土方奈美
出版社:早川書房
従来の経済学の限界を打ち破り、2度のノーベル経済学賞に輝いた行動経済学。
すでに学術領域で一つの分野を形成しているのみならず、いまや、ビジネスパーソンにとっては新たな一般教養になりつつあります。
・合理的で正しい選択をするには?
・モチベーションはどこから来る?
・周りの人をよい方向に導くには?
・認知バイアス、初頭効果、アンカリングって何?
などなど、日常に生じる悩みや疑問にも答え、どこかで見た用語の発祥の地でもある学問の入門書に、世界標準の選択肢が登場。
日進月歩の研究の基礎の基礎を網羅した、はじめて学ぶ人にも、知識を整理したい人にもふさわしい、自らの今後につながる充実の入門書です。
京都大学経済学研究科、依田高典教授による、わかりやすくてためになる解説も収録。
目次
第1章 経済学と行動
第2章 モチベーションとインセンティブ
第3章 社会生活
第4章 速い思考
第5章 リスク下の選択
第6章 時間のバイアス
第7章 性格、気分、感情
第8章 マクロ経済における行動
第9章 経済行動と公共政策