著者:川口起美雄・丸山直文・袴田京太朗・水上泰財・小林孝亘・樺山祐和・赤塚祐二・長沢秀之・遠藤彰子・小尾修・塩谷亮・中尾直貴・柿沼宏樹
編集:武蔵野美術大学油絵学科研究室
出版社:武蔵野美術大学出版局
武蔵野美術大学油絵学科の授業が1冊に。
「絵画組成」とは素材研究であり工程であり技術と思考の融合である。
第1章では9人の教授による徹底的なアトリエでの個別指導を再現。
第2章では「絵画は物質から成り立っている」ことを分析し、フレスコ、テンペラをはじめ、ヴェネツィア派以降17世紀のオランダ油彩技法まで、古典技法の研究を通じて各時代の絵画の構築と思考法を学ぶ。
第3章はその実践編。小尾修、塩谷亮らがデッサン・油彩・混合技法等の制作過程を多数の図版で再現。初心者からプロまで使える技法書。