
ハーバート・リード『芸術による教育』
翻訳:宮脇理
翻訳:岩崎清
翻訳:直江俊雄
出版社:フィルムアート社
感性と知性を統合させる、教育改革の原典!
今なお色褪せない美術教育の古典的名著、11年ぶりに待望の復刊
芸術と教育というテーマは、
近年なおざりにされてはいないだろうか?
芸術は教育がなければ楽しめない。
そして教育は芸術がなければ
豊かなものにはならない。
──國分功一郎(哲学者)
教育の一般的な目的を、個々の人間に固有の特性の発達を促すと共に、引き出された個人的な特性を、所属する社会的集団と有機的な結合と調和させることであるとする。「芸術」を教育の基礎とすることを命題に、感性と知性を統合させる教育改革の原典から、生物学、心理学、生理学、社会学、哲学の諸分野を横断。21世紀の美的教育の役割を立証した、いままさに必要とされる世界の教育関係者が注目する改革への名著が、期待に応えて甦る。
・1943年初版後、改訂第三版が底本
・著者自身による詳細な註記と参考文献、5つの章末に分けられた補遺を全面的に収録
・山木朝彦氏(鳴門教育大学特命教授)による解説小冊子付き(※2021年加筆版を収録)