
【6/25 (日)】日本から世界へ羽ばたく現代俳句:赤野四羽句集『Chiodi battuti (打たれた釘)』イタリア刊行記念
赤野四羽 × ディエゴ・マルティーナ × 堀田季何トークイベント
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日程 | 2023年6月25日(日) |
時間 |
14:00〜15:30 開場 13:30〜 |
料金 | 1,540円(税込) |
定員 | 80名 |
会場 | 本店 大教室 |
正岡子規によって『俳諧』から文学として生まれ変わった『俳句』は、現代では”HAIKU”として世界数十カ国で親しまれています。一方で、世界からみた日本の俳句は、芭蕉や蕪村といった古典俳句のイメージから抜け切れていません。
この五月、日本の現代俳句作家である赤野四羽の新句集『Chiodi battuti(打たれた釘)』がイタリアの新進出版社I Quaderni del Bardo Edizioniより刊行されました。これは日本の伝統文化としての俳句ではなく、現代文学の一ジャンルとしての現代俳句を発信する、貴重な一歩です。
著者の俳人赤野四羽と、翻訳者で詩人のディエゴ・マルティーナさん、海外詩事情に詳しい文芸家の堀田季何さんと、新句集や世界の俳句、翻訳についてのざっくばらんなトークや朗読を皆さんと楽しみたく思います。
後援:現代俳句協会国際部
プロフィール

赤野四羽 あかの・よつば
俳人、コーヒー焙煎家、サックス奏者。句集に『夜蟻』(邑書林)『ホフリ』(RANGAI文庫)など。

ディエゴ・マルティーナ
日本文学研究家・詩人・文筆家。著書に『元カノのキスの化け物』『誤読のイタリア』(光文社新書)。俳句は黒田杏子に師事。

堀田季何 ほった・きか
文芸家。多言語多形式で創作。 俳誌「楽園」主宰、歌誌「短歌」同人。詩歌集四冊。新刊に『俳句ミーツ短歌』(笠間書院)。
書籍情報

『Chiodi battuti(打たれた釘)』(I Quaderni del Bardo Edizioni社)
著者;赤野四羽 訳者:ディエゴ・マルティーナ
現代俳句新人賞受賞作家である赤野四羽の四冊目になる句集は、現代詩の新たな才能を世界に問うイタリアのI Quaderni del Bardo Edizioni社からの刊行となった。
現代文学としての俳句とはなにか?
世界に通用する俳句とはなにか?
芭蕉のあと、俳句はなにをすればよいのか?
俳句の、文学の、世界のイマ・ココを突いた言葉の聖釘の数々を、イタリア語と日本語の対訳で存分に味わえる。