
細谷正人 『ブランドストーリーは原風景からつくる』
出版社 : 日経BP
幼い頃の記憶がロングセラーブランドをつくる
愛着のあるブランドは、作り手が作るものではなく、生活者自身が生み出すストーリーによって作られている。原風景とは自伝的記憶であるとして、幼い時や青年期などの記憶がロングセラーブランドに貢献していることを独自のインタビュー調査等によって明らかにしている。
また自伝的記憶は、意図的に覚えこもうとしていないにもかかわらず、いつのまにか様々な記憶がつくられている特徴がある。本書では、衝撃的な1回の記憶よりも、複数回くりかえされる概括的な記憶で、空間的や情緒的な記憶のほうがブランドの長期育成に大きく影響していることを解説している。
さらに「日経クロストレンド」での2年6カ月、計33回にわたる連載取材の集大成として、 ソニー企業、花王、良品計画、ジンズ、たねや、ナインアワーズなど、優良企業が実践する新しい"原風景"をつくるブランディング事例を紹介。 巻末では、建築家田根剛氏、TOMATO長谷川踏太氏との対談"記憶から、未来をつくる"を掲載している。
幼い頃の記憶がロングセラーブランドをつくる
愛着のあるブランドは、作り手が作るものではなく、生活者自身が生み出すストーリーによって作られている。原風景とは自伝的記憶であるとして、幼い時や青年期などの記憶がロングセラーブランドに貢献していることを独自のインタビュー調査等によって明らかにしている。
また自伝的記憶は、意図的に覚えこもうとしていないにもかかわらず、いつのまにか様々な記憶がつくられている特徴がある。本書では、衝撃的な1回の記憶よりも、複数回くりかえされる概括的な記憶で、空間的や情緒的な記憶のほうがブランドの長期育成に大きく影響していることを解説している。
さらに「日経クロストレンド」での2年6カ月、計33回にわたる連載取材の集大成として、 ソニー企業、花王、良品計画、ジンズ、たねや、ナインアワーズなど、優良企業が実践する新しい"原風景"をつくるブランディング事例を紹介。 巻末では、建築家田根剛氏、TOMATO長谷川踏太氏との対談"記憶から、未来をつくる"を掲載している。