
岸田奈美『飽きっぽいから、愛っぽい』
出版社:講談社
作家・岸田奈美の新たな代表作。
著名人からも絶賛&感動の声続々!
笑えて、泣けて、救われる。
新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。
わたしがしなければならなかったのは、わたしを好きになることではなかった。
嫌いなわたしの中にしか起き得ない感情を、わたしの中にしか生まれない言葉で、書くことだった。
どんなにつらくても。難しくても。時間がかかっても。飽きても。褒められなくても。
ようやくたどり着けたここから先に、たぶん、愛がある。
本作は小説誌『小説現代』で連載をしていた「飽きっぽいから、愛っぽい」を書籍化に際して、加筆修正したものです。(出版社より)