
末井昭選 あする恵子『月よわたしを唄わせて』
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出版社:インパクト出版会
ベロ亭のあする恵子が甦らせた、「うたうたい のえ」の37年の苦悩と煌めきのノンフィクション。 急逝する前日まで綴ったブログの日記『お月様が見てるよ』と、晩年の絶唱4曲を収めた付属CD『赤い涙』とが、のえの肉声となって届く魂のコラボレーションでもある。
みずから逝った人の尊厳の回復を渇望し、あらゆるハンディや試練にもかかわらず、生き抜こうとする逆境にも、母親二人のマイノリティがいとなむ家族のおもみにも、「かくれ発達障害」のただならない深刻さにも、真正面から向き合った稀有な一冊。(出版社より)