【12/22(月)】『新版 日本のまちで屋台が踊る』刊行記念
馬場正尊×中村睦美×今村謙人×又吉重太 トークイベント
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| 日程 | 2025年12月22日(月) |
| 時間 |
19:00〜20:30 開場 18:30〜 |
| 料金 | 1,650円(税込) |
| 定員 | 100名 |
| 会場 | 本店 大教室 |
『新版 日本のまちで屋台が踊る』の出版を記念して、編者の中村睦美・今村謙人・又吉重太さんと、ゲストに建築家でOpen A代表の馬場正尊さんをお迎えしトークイベントを開催します。
本書は、縁日を彩る屋台や博多の街などにあるラーメンの屋台、とは少し違った「屋台」を日本全国で実践する人々へのインタビューと、都市や社会学、哲学など分野を超えた専門家へのインタビューをまとめた本です。まちへ飛び出し、踊る現代の「屋台」からは、路上のルールや暮らし方、働き方、社会への関わり方などが見えてきます。
雑誌『A』の企画編集にはじまり、書籍や東京R不動産といった自立的なメディアを通して、建築や公共空間のあり方、制度を捉え直してきた馬場正尊さんの目に「日本のまちで踊る屋台」はどのように映るのか。また、これからの都市・建築に「屋台」はどのような意味を持つのか。本書の編者と馬場さんに語り合っていただきます。
プロフィール

馬場正尊 ばば・まさたか
Open A代表取締役/建築家 /東北芸術工科大学教授。1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2008年より東北芸術工科大学准教授、2016年より同大学教授。2015年より公共空間のマッチング事業「公共R不動産」を立ち上げ。近作は「Slit Park YURAKUCHO」(2022)「iti SETOUCHI」(2022)など。近著に『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』(学芸出版社、2020)、『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社、2024)など。

中村睦美 なかむら・むつみ
編集者。1993年生まれ。編集プロダクションを経て独立。建築批評、思想、文化などの領域を中心に、書籍やwebの企画・編集・制作を展開。

今村謙人 いまむら・けんと
カモメ・ラボ代表。合同会社ルツボ代表社員。橋ノ上ノ屋台共同店主。1985年生まれ。新卒で入社した設計事務所を一年でクビになり、その後内装や工務店、飲食店やホテルの住み込みの仕事をし、韓国人と結婚。一年世界一周新婚旅行に行くなどさまざまな経験を積み、カモメ・ラボを設立。「実験を通して新しい日常をつくる」ことをテーマに、まちなかでの屋台営業や屋台づくりのほか、場づくり、まちづくりにおいて社会実験などのプロジェクトやイベント企画など幅広く手掛ける。

又吉重太 またよし・しげと
おお企画室。1985年沖縄県生まれ。滋賀県立大学で建築・まちづくりに触れ、ハローワークで見つけた島根の地方コンサルへ就職。2020年に独立し、広島県を拠点に活動。鳥取県米子市の温泉街での社会実験「ぐるぐるかいけ」や、広島電鉄の宮島線沿線のリブランディング「生活沿線 宮島線」、広島の新たなタウンガイド『ニューHOPE #1』発刊など、地域や行政、民間等と協働したプロジェクトの企画・デザインを行う。
書籍情報

中村睦美・今村謙人・又吉重太 編/今村謙人・モリテツヤ・鈴木有美・神条昭太郎・孫大輔・小川さやか・南後由和・鞍田崇・石榑督和・栗原康・阿部航太・笹尾和宏 著『新版 日本のまちで屋台が踊る』(学芸出版社)
それぞれの屋台にはドラマがある!なぜ屋台に行き着き、どう屋台をまちで動かすか。飲食や健康相談など屋台実践者たちへのインタビューと、文化人類学、社会学、哲学、都市史、政治学など分野を超えた専門家のレクチャーを通して、現代の「屋台」から暮らし方、働き方、社会への関わり方を考える。屋台はまちへとび出し、踊る。