【10/27 (日)】『LUMIÈRE』『PRIÈRE』刊行記念<BR>瀧本幹也×須山悠里トークイベント

【10/27 (日)】『LUMIÈRE』『PRIÈRE』刊行記念
瀧本幹也×須山悠里トークイベント

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日程 2024年10月27日(日)
時間 14:00〜15:30
開場 13:30〜
料金 1,650円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室


写真家・瀧本幹也さんのおよそ10年ぶりとなる新作写真集『LUMIÈRE』『PRIÈRE』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。

2020年初頭から世界で感染が拡大した新型コロナウイルスによって、瀧本さんも広告の撮影がなくなるとともに、世界各地へ出かけ、大判カメラやさまざまな機材を使って撮影するというようなこれまでの作品づくりができなくなりました。

人と会うことも、撮影することもできない日々を過ごすなかで偶然目にした野に咲く菜の花。瀧本さんはそこに、これまでの作品で表現しようとしてきた宇宙や地球と人間や生命のつながりを見、自然の花や植物に「小宇宙」を見いだしながら『LUMIÈRE』(フランス語で花)シリーズを撮影しました。

一方で、同時期に開催された国際写真祭に参加するため京都を訪れた折に人気のなくなった寺院やその庭を歩いて巡るうち、悠久の時の流れに点として存在する自らを感じ取ります。小型カメラを携えてひとりひたすら寺院を歩き、時の流れや生命の循環に思いを馳せながらとらえた作品群が『PRIÈRE』シリーズとなりました。

ゲストには、装幀を担当したデザイナー・須山悠里さんをお迎えします。3年かけて制作された新作への瀧本さんの思いや、デザインや用紙への徹底したこだわり、2週間にわたる印刷立ち会い(!)など、ひとしおの情熱を傾けてつくられた2冊が完成するまでの道のりについてお二方に存分に語っていただきます。

終了後にはサイン会も予定しています。みなさまのご参加をお待ちしております。


プロフィール

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瀧本幹也 たきもと・みきや

写真家。1974年愛知県生まれ。自然環境や天体、建築など、写真と映像作品で培ってきた経験と、表現者として独自の視点で捉えた作品は高い評価を受け、国内外で作品発表や出版など幅広く活動を続けると共に、是枝裕和監督から映画撮影を任され『そして父になる』、『海街diary』、『三度目の殺人』と独自の映像世界をつくり出している。
代表作に『BAUHAUS DESSAU』(2005) 、『SIGHTSEEING』(2007)、『LAND SPACE』(2013)、『GRAIN OF LIGHT』(2014)、『海街diary』(2015)、『Le Corbusier』(2017)『CHAOS』(2018)など。近年の個展では、『CHAOS 2020』(妙満寺 2020)、『PRIÈRE』(大阪市中央公会堂 2021)、『CHAOS 2023』(OGATA Paris、パリ)、『丹下健三と隈研吾』展(パリ日本文化会館 2024)などがある。

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Photograph: Anders Edström

須山悠里 すやま・ゆうり

デザイナー。主な仕事に、鈴木理策『知覚の感光板』、『牛腸茂雄全集』(ともに赤々舎)、潮田登久子『マイハズバンド』(torch press)、瀧本幹也『LUMIÈRE』『PRIÈRE』(ともにMT Gallery)の装幀。「ゲルハルト・リヒター」(豊田市美術館)、「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」(オペラシティ アートギャラリー/滋賀県立美術館)、「奈良美智 The Beginning Place ここから」(青森県立美術館)、「ブランクーシ 本質を象る」(アーティゾン美術館)、「アレック・ソス 部屋についての部屋」(東京都写真美術館)の展覧会グラフィック、図録のデザインなど。
suyama-d.com


書籍情報

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瀧本幹也『LUMIÈRE』『PRIÈRE』
(発行:MT Gallery 発売:青幻舎)

定価:12,000円(税別)