![【定期講座】[オンライン・セミナー]出版を始めたいクリエイターのためのセルフ・パブリッシング講座 第3期](http://aoyamabc.jp/cdn/shop/products/self3_{width}x.jpg?v=1662007035)
【定期講座】[オンライン・セミナー]出版を始めたいクリエイターのためのセルフ・パブリッシング講座 第3期
申込は終了いたしました
日程 | 2022年10月1日 (土曜)より隔週開催全5回 |
時間 | 13:00〜15:00(途中休憩あり) |
料金 | 22,000円(税込) |
定員 | 30名 |
会場 | web会議ツール「zoom」を使ったオンライン・セミナー |
「自分で企画した書籍を自由に出版してみたい!」と考えたことはありませんか? 出版社への持ち込みではなく、自分が発行者となり、思い通りに本を作って書店で販売できたら…と思っている方は多いのではないでしょうか。
最近では、個人でも出版できる仕組みが整いつつありますが、書店に流通できる書籍を出版するための具体的な方法がわかりづらいのが現状です。
実際に、著者、ライター、編集者、翻訳家、デザイナー、イラストレーター、写真家などのクリエイターから「自分で出版するにはどうしたらいいのか?」というお問い合わせをいただくことが増えています。「過去に出版社から出版した書籍が品切れのまま、重版されない」「出版社で作りたい本が作れない」などの切実な理由から、出版を考えている方々も多いと知り、青山ブックスクール(青山ブックセンター本店内)と共同でこのような講座を企画しました。
この講座では、『デザインの現場』や『Typography』などデザイン専門誌の編集に20年以上たずさわり、一人出版社Book&Designを立ち上げた編集者が実際の経験をもとにお話します。商業出版のための企画の立て方から書店流通の方法まで、クリエイターが自分で本を作って販売するのに必要なノウハウを全5回の講座で解説。セルフ・パブリッシングに興味がある、または実際に始めたいという方が本当に知りたい情報に絞って、分かりやすくお伝えします。
「コンテンツは作れるけど出版の流通方法がわからない」という方にぴったりの本講座。作りたい本を自分で作る準備を始めてみませんか?
*本講座は、青山ブックセンター本店内で2010年から開催されているタイポグラフィイベント「TypeTalks」を担当する編集者の宮後優子と青山ブックスクールの共同企画です。
*講座のテキストとして『ひとり出版入門 つくって売るということ』(よはく舎)を使用します。まだお持ちでない方は当店オンラインストアにてお申込みいただくか各自で開講前までにご準備ください。海外在住の方は別途ご相談ください。
講座日程
第1回:10月1日
第2回:10月15日
第3回:10月29日
第4回:11月12日
第5回:11月26日
講座内容
第1回 10月1日 出版流通の仕組み
本が書店に並ぶまでのプロセスを学びます。一人出版社を作るために必要な出版流通にはどんな形態があるのか、様々な流通方法について解説します。
・出版流通の基本 ・出版者記号の申請とISBNの取得方法
・一人出版社をつくるまでに必要な手続きと資金
第2回 10月15日 企画書作成と本づくりのプロセス
出版社の編集者が企画を判断するときのポイント、商品として販売する本を作るための企画の考え方、類書の調べ方について学びます。企画から販売まで本づくりのプロセスについても具体的に説明します。
・出版企画書の作り方
・類書の調べ方 ・本づくりの具体的なプロセス30工程の説明
第3回 10月29日 原価計算と印刷加工
書籍を作る場合、原価がどのくらいかかるのか、原価計算の仕方を学びます。サイズ、ページ数、部数によって、印刷コストがどのくらい変わるのかを解説します。
・原価計算の仕方
・印刷加工のコスト感 ・印刷会社とのつきあい方
第4回 11月12日 スケジュールの立て方、注文書の作り方、書誌データ登録方法
刊行までのスケジュールを作成する方法を学びます。書店に向けた注文書の作り方や書誌データの登録方法についても説明します。
・刊行スケジュールの作り方
・書店向け注文書の作り方
・書誌データの登録方法
・発売前後の告知方法
・見本出しと献本
第5回 11月26日 出版契約、電子書籍、海外出版
前半では1-4回のおさらい、後半では出版契約書、電子書籍、オンデマンド出版、海外出版について学びます。
・出版契約書の作り方
・電子書籍の作り方、流通の仕方
・オンデマンド出版
・海外の出版社との版権売買の仕方
【 過去に受講いただいた方の声 】
・具体的な出版社設立の流れや、本を本屋に渡すところまで考えられていて、知りたいことが全て入った素晴らしい講座でした。講義ごとに話題が分割されていて、事前にお知らせいただけたのもよかったです。
・本を出版する上で、出版社側の基本的な知識やプロセスを学ぶことができ、実際の仕事にも生かせる良い講座でした。
・本を出版するという、具体的な企画のやり方が知れて大変為になりました。特に資金、予算面、1 人出版での具体的な出版・収入計画などが特にわかりやすく、そこまで話してくださるのか!と。とにかく毎回ワクワクして楽しみでした。私は将来的に、ポップアップ本を作りたいと思ってるのですが、その時の流通に乗せる本の体裁や、また印刷会社や紙屋さんの情報まで具体的に教えてくださったのも大きな収穫でした。
・はじめて知ることばかりでしたが、ベテラン編集者による説明は、丁寧に整理され、とても聞きやすく充実した内容でした。ブックデザインの書籍はたくさん出回っていますが、出版流通についてはまだまだ未知の世界。ZINE ブームがひと段落したいま、その先を知りたい方にもおすすめしたい講座です。
・現場でなければわからないようなこともいろいろと詳しく丁寧に教えてくれて、とても勉強になりました。
・長年の編集者経験で培ったノウハウや知識を惜しみなく受講者にシェアしてくださいました。メリットばかりでなくデメリットも冷静に教えてくださりました。経費や利益など聞きにくいけれど、皆が知りたいことも教えてくださり、大変参考になりました。ありがとうございました。(『デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち』刊行、子ども時代 田中玲子)
受講方法
・WEB会議ツール「Zoom」を使用してミーティング形式にて実施します。
・インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。
・スマートフォン、タブレット端末の場合、事前に「Zoom」アプリのダウンロードが必要です。
注意事項
・申し込み多数の場合は受講したい理由を参考に選考させていただきます。
・セミナーの録画・録音/画面キャプチャは禁止致します。
・受講生には各受講日前にzoomで使用するURLをお送りいたします(URLの共有は禁止致します)。
・ミーティング形式で開催のため、やり取りが出来るように基本的には顔出していただくことを前提にしておりますが、顔出し・名前出しが難しい方はビデオOFF・匿名での受講も可能です。
プロフィール

宮後優子 みやごゆうこ
編集者。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業後、出版社に勤務。1997年より20年以上、デザイン雑誌、書籍の取材、編集に従事。デザイン専門誌『デザインの現場』編集長、文字デザイン専門誌『Typography』創刊編集長を経て、2018年に一人出版社、デザインギャラリー「Book&Design」を設立。青山ブックセンター本店でタイポグラフィのイベント「TypeTalks」を共同企画・運営(2010年〜)。東京藝術大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師(2011年〜)。
Book&Design [https://book-design.jp]
書籍情報

『ひとり出版入門 つくって売るということ』
著者:宮後優子
発行:よはく舎
ISBN:978-4-910327-08-2
定価:本体2,200円+税
仕様:四六判、並製、240ページ

『詩画集 目に見えぬ詩集』(詩:谷川俊太郎、木版画:沙羅
著者:谷川俊太郎、沙羅
発行:Book&Design
ISBN:978-4-909718-07-5
定価:本体2,600円+税
仕様:四六判変型、ドイツ装・手製本、56ページ
お問合せ先 | 青山ブックスクール |
電話 | 03-5485-5513 |
メール | culture@boc.bookoff.co.jp |
営業時間 | 火~金 13時~20時 月・土・日・祝休み |
住所 | 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 青山ブックセンター本店内 アクセス情報 |