若菜晃子『途上の旅』
出版社:アノニマ・スタジオ
登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者の旅の随筆集第2弾。様々な国の旅の記憶や広がる思考を、読者が体感できるような、濃やかで静謐な文章で綴る。旅先はカナダやモロッコ、ネパール、チリなど。前作『旅の断片』は第5回斎藤茂太賞を受賞。
もくじ
はじめに/機上より
旅の朝/邂逅のクレタ島/カナダ、ささやく湖/自然の姿/モロッコの壺/インドで石拾い/アタカマ砂漠の旅(砂漠にて/街にて)
生きものたちの地上/ネパールの音/ニューカレドニアの光…全87篇
滞在国・都市名一覧/おわりに