円城塔『文字禍』

円城塔『文字禍』

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出版社:新潮社

「昔、文字は本当に生きていたのじゃないかと思わないかい」――。始皇帝の陵墓づくりに始まり、道教、仏教、分子生物学、情報科学を縦横に、変化を続ける「文字」を主役として繰り広げられる異色の連作集。文字を闘わせる遊戯に隠された謎、連続殺「字」事件の奇妙な結末、本文から脱出し短編間を渡り歩くルビの旅……。雑誌「新潮」連載中からあまりの常識破りにSNS騒然、「電子化は無理なやつ」の声多数(しかし電子書籍化に成功しました)、中国語版翻訳者の丁丁虫氏は「翻訳不能!」と困惑顔。小説の地平を拓く12編、川端康成文学賞・日本SF大賞W受賞の話題作。(解説・木原善彦)


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