【6/16 (月)】『ケアと編集』刊行記念<br>白石正明 × 宮地尚子 トークイベント <br>「傷と編集」

【6/16 (月)】『ケアと編集』刊行記念
白石正明 × 宮地尚子 トークイベント
「傷と編集」

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日程 2025年6月16日(月)
時間 19:00〜20:30
開場 18:30〜
料金 1,650円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室


2000年、医学書院の編集者である白石正明さんが立ち上げた〈ケアをひらく〉シリーズは、従来の「ケア」の常識や枠組みを超えて、看護や介護、福祉、医学の分野のみならず人文学、そして出版界全体に大きな衝撃を与えてきました。

2024年3月に白石さんは医学書院を退職されましたが、このたび初の単著『ケアと編集』が岩波書店より刊行されます。

人を変えたり治したりするのではなく、人の「弱さ」という傾きをさらに傾かせる──そんな不思議な「編集術」が明かされる本書の魅力を、トラウマ研究の第一人者であり、心の傷とその癒しを広く新しい視野から論じてこられた宮地尚子さんと語り合っていただきます。


プロフィール

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白石正明 しらいし・まさあき

1958年東京都生まれ。青山学院大学法学部卒業。中央法規出版を経て1996年に医学書院入社。1998年に雑誌『精神看護』を、2000年に〈ケアをひらく〉シリーズを創刊。同シリーズは現在50冊を数え、川口有美子『逝かない身体』が大宅壮一ノンフィクション賞、熊谷晋一郎『リハビリの夜』が新潮ドキュメント賞、國分功一郎『中動態の世界』が小林秀雄賞、東畑開人『居るのはつらいよ』が大佛次郎論壇賞を受賞。シリーズ自体も2019年に毎日出版文化賞を受賞する。2024年3月に医学書院を定年退職。

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宮地尚子 みやじ・なおこ

一橋大学大学院社会学研究科・特任教授。精神科医師、医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバード大学に客員研究員として留学。著書に『トラウマ』(岩波新書)、『トラウマの医療人類学』『環状島=トラウマの地政学』(共にみすず書房)、『傷を愛せるか 増補新版』『傷のあわい』(共にちくま文庫)などがある。


書籍情報

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『ケアと編集』

もはやこれまでと諦めてうなだれたとき、足元にまったく違うモノサシが落ちている。与えられた問いの外に出てみれば、あらふしぎ、あなたの弱さは克服すべきものじゃなく、存在の「傾き」として不意に輝きだす──。〈ケアをひらく〉の名編集者が一人ひとりの弱さをグッと後押し。自分を変えずに生きやすくなる逆説の自他啓発書。