【5/31(土)】『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』刊行記念 <br>横道誠 × 菊池真理子 × 二村ヒトシ トークイベント <br>「機能不全家庭で育った私たち」

【5/31(土)】『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』刊行記念
横道誠 × 菊池真理子 × 二村ヒトシ トークイベント
「機能不全家庭で育った私たち」

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日程 2025年5月31日(土)
時間 18:00〜19:30
開場 17:30〜
料金 1,650円(税込)
定員 100名
会場 本店 大教室


2025年5月、新緑と薫風の季節に『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』が発売されます。

本書は、他人のガードは解こうとするのに、自分の精神はなかなか裸にできないAV監督・二村ヒトシさんと、外ヅラが良すぎてつい取りつくろってしまい、本音を言えない漫画家・菊池真理子さんが、逆に自分をさらけ出しまくって本を書き続けている文学研究者・横道誠さんに会いに行くところから始まります。

機能不全家庭で育った幼少期から、宗教2世問題、発達障害・愛着障害・依存症、セックスや創作活動の中で表れる葛藤まで――「ほどよく」社会に適応できないことへのジレンマを、とことん語り合います。

今回、青山の地で行われるのは、その公開鼎談。その対話の場を、みなさんにも共に味わっていただこうという趣向です。ひとりでは決して立てない地平へ、参加者のみなさんをお連れします。何が飛びだすのか――どうぞお楽しみに!


プロフィール

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横道誠 よこみち・まこと

京都府立大学文学部准教授。1979年、大阪市生まれ。博士(文学)(京都大学)。専門は文学・当事者研究。著書に『信仰から解放されない子どもたち―#宗教2世に信教の自由を』(編著、明石書店)、『発達障害者は〈擬態〉する―抑圧と生存戦略のカモフラージュ』(明石書店)、『アダルトチルドレンの教科書―回復のメタメソッド』(晶文社)、『酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話』(松本俊彦氏と共著、太田出版)など。

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菊池真理子 きくち・まりこ

漫画家。1972年、東京都生まれ、埼玉県在住。2017年、アルコール依存症の父と家族の姿を描いたノンフィクションコミック『酔うと化け物になる父がつらい』(秋田書店)で大きな話題を集める。2022年には、自身を含む7人の宗教2世の体験をつづった『「神様」のいる家で育ちました ~宗教2世な私たち~』(文藝春秋)を発表。最新刊に、2024年刊行の『うちは「問題」のある家族でした』(KADOKAWA)や『壊れる前に旅に出た』(文藝春秋)など。

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二村ヒトシ にむら・ひとし

アダルトビデオ監督。1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部中退。著書に『すべてはモテるためである』『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』(ともにイースト・プレス)、『AV監督が映画を観て考えたフェミニズムとセックスと差別と』(温度)、『どうすれば愛しあえるの』(宮台真司氏と共著、KKベストセラーズ)、『オトコのカラダはキモチいい』(金田淳子氏・岡田育氏と共著、角川文庫)、『欲望会議 性とポリコレの哲学』(千葉雅也氏・柴田英里氏と共著、角川ソフィア文庫)、『深夜、生命線をそっと足す』(燃え殻氏と共著、マガジンハウス)など。


書籍情報

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『「ほどよく」なんて生きられない――宗教2世、発達障害、愛着障害、依存症、セックス、創作活動をめぐる対話』

著:横道誠・菊池真理子・二村ヒトシ

菊池:お二人とも、今回の対話では裸になれましたか?
横道:わたし、基本的にいつも裸ですよね。
二村:僕、頼まれもしないのに脱いじゃうタイプですね。

──機能不全家庭で育った、文学研究者、漫画家、AV監督。それでも「脱ぎきれない」ものを抱えながら、対話の舞台に立つ。創作と生の核心に迫る、言葉のセッション。

信田さよ子(公認心理師・臨床心理士)推薦!
「異種格闘技かそれとも似た者どうしの正直な対話なのか。新しい言葉が生まれる現場に立ち会うことができた、そう思わせる稀有な一冊だ。」