【12/ 4  (月)】『ランバーロール06』特集=台湾(タバブックス)刊行記念トークイベント<br> 高妍×丁柏晏×劉倩帆×Mangasick×安永知澄×森泉岳土×おくやまゆか

【12/ 4  (月)】『ランバーロール06』特集=台湾(タバブックス)刊行記念トークイベント
高妍×丁柏晏×劉倩帆×Mangasick×安永知澄×森泉岳土×おくやまゆか

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日程 2023年12月4日 (月)
時間 19:00〜20:30
開場 18:30〜
料金 1,540円(税込)
定員 90名
会場 本店 大教室

教えて高妍さん! 台湾の漫画カルチャー
 
『緑の歌 - 収集群風 -』で鮮烈な漫画デビューを飾った台湾出身の高妍(ガオ・イェン)さんが企画から参加したリトルプレス『ランバーロール06』特集=台湾――の刊行を記念して、高妍さんとともに台湾の漫画カルチャーを深堀りするトーク・イベントを開催します。

イベントには高妍さんをはじめ、『ランバーロール06』でも漫画執筆をしてくれた漫画家の丁柏晏(ディン・ブォ イェン)さん、コミック・アーティストの劉倩帆 (リュ・チェン ファン)さんが台湾から参加してくれ、2013年から台北のオルタナティブ・サブカル漫画に特化した漫画喫茶をオープンし、台湾のオルタナティブな作家のリトルプレスを刊行もするMangasickさんにもお話をうかがいます。

日本の漫画とのちがいは? 台湾ではどんな人が漫画を読むの? 台湾での出版事情は? 漫画ってアートなの? リトルプレスってどのように読まれるの? 日本の漫画って読まれてるの? ランバーロールで描いたそれぞれの漫画の印象は――?

台湾で、世界で活躍する新進気鋭の漫画家さんの作品や創作のバックグラウンドに触れられる貴重な機会です! 漫画好きのかたも、台湾好きのかたも、ぜひ足をお運び台湾の奥深い漫画カルチャーを堪能ください!

※トーク後サイン会も開催します。


プロフィール

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高 妍 ガオ・イェン

1996年、台湾・台北生まれ。
イラストレーター・漫画家として台湾と日本で活動。
自身初の漫画『緑の歌 -収集群風-』が「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)にて連載し、2022年5月に単行本化。現在は「月刊コミックビーム」にて『隙間』を連載中。
その他の作品に、著/村上春樹『猫を棄てる 父親について語るとき』(文藝春秋)の装・挿画などがある。

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丁柏晏 ディン・ブォ イェン

国立高雄師範大学美術学系研究所を卒業し、アーティスト・漫画家として絵画、漫画を創作。
2014年に台北国際芸術博覧会の新人部門に入選し、2019年にアングレーム国際漫画祭のアーティストインレジデンス(AIR)の招聘漫画家としてフランスに短期滞在。 2023年、第50回アングレーム国際漫画祭「Worldwide Comics Explosion 展」に出展。
「日安焦慮(モーニング・アングザイアティ)」の名義として漫画・ZINEなどのインディーズ出版をしている。
2022年に初の漫画単行本『2073年の電子玩具』が Slowork Publishing より出版され、2023 年に漫画作品『フロムドリームディメンション』日本語版、画集『沿路的夢話』が Mangasick より出版された。その他の作品に『世界邊緣之旅 / ロードトゥノーウェア』(自費出版) などある。

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劉倩帆 リュ・チェン ファン

イラストレーター、コミックアーティスト。
雑誌、週刊やイベントポスターをはじめ、詩人、ミュージシャンのMV、PVなど幅広い分野でイラストを手がける。
2018年のアングレーム国際漫画祭デジタル漫画賞銀賞を受賞したアーティストで、インディーズ漫画雑誌『波音BO_ING COMIX』を主宰する。
短編漫画がスロベニアの漫画雑誌『Stripburger』に収録され、2022年『融化夢想 Melting Dreams』が峠の地蔵出版より日本語版が出版された。
その他の作品に『愛是塑膠 / ラブイズプラスチック』(島座放送)、『海邊的森林 / 海辺の森』(自費出版)などある。

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Mangasick

2013年、オルタナティブ・サブカル漫画に特化した漫画喫茶としてオープン。その後、主にビジュアルアートが中心とした自費出版物の販売、さらに2015年の夏から展示スペースを増設、現在に至る。「Mangasick」名義で、日本・台湾の作家さんのリトルプレスも不定期に出版。 店主は商業出版の依頼で、翻訳の仕事もしている。
2020年から毎年4月に「満満漫画フェス」を主催し、2021年からギャラリー「衛星」を運営している。

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安永知澄 やすなが・ちすみ

広島県出身。漫画に『やさしいからだ』全三巻、『ステップバイステップ』上下巻、『赤パン先生!』全四巻(以上KADOKAWA)、『あけぼのソックス』(太田出版)など。挿絵として『シンデレラとガラスの天井 フェミニズムの童話集』ローラ・レーン、エレン・ホーン著/颯田あきら訳(太田出版)。好きなアイスはラムネアイス。

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森泉岳土 もりいずみ・たけひと

マンガ家。『報いは報い、罰は罰』、『セリー』で文化庁メディア芸術祭審査委員推薦作品選出。近著は初のエッセイ集『ぼくの大林宣彦クロニクル』。スタニスワフ・レム原作『ソラリス』12話がSFマガジン12月号に掲載。来年1月、姉妹ミステリ『佐々々奈々の究明』が小学館より上下巻で刊行予定。

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おくやまゆか

1976年生まれ。マンガ家、童話作家。
マンガに『たましいいっぱい』(第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞)
『むかしこっぷり』(いずれもKADOKAWA)、『コットリコトコ』(小学館)、児童書に『うりぼうウリタ』(偕成社)、『三まいのはがき』『もじゃもじゃドライブ』(いずれも福音館書店)などがある。近刊は絵本『たいふうこぐま』(ほるぷ出版)。


書籍情報

book

『ランバーロール06』

著 高妍 羅荷 安永知澄 劉倩帆 森泉岳土 丁柏晏 おくやまゆか もてスリム 佐野亨
編 ランバーロール編集部
2023年11月10日発売予定
装丁 潟見陽(Loneliness books)
A5判正寸・並製・152頁
ISBN978-4-907053-68-0
定価 本体1500円+税

漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。

今回は初の試みとして、「台湾」特集を実施。

村上春樹の『猫を棄てる』の装画や、漫画『緑の歌 -収集群風-』などの作品で知られる台湾出身の漫画家・高妍が企画段階から参加し、羅荷(ロー・へー)、劉倩帆(リュ・チェン ファン)、丁柏晏(ディン・ブォ イェン)という三人の台湾出身のイラストレーターを推薦し、それぞれの描き下ろし漫画を掲載の運びとなりました。

安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの描き下ろし漫画と、台湾のクラブシーンにまつわるもてスリムのエッセイ、台湾映画にまつわる佐野亨(映画ライター)のエッセイを加え、今号も充実の152ページ!

【漫画】 
高妍(ガオ・イェン)「どうでもいいこと」
羅荷(ロー・へー)「雨の追憶」
安永知澄「小さな魔法」
劉倩帆 (リュ・チェン ファン)「ドライブ」
森泉岳土「暗くて深くて誰もいない」
丁柏晏(ディン・ブォ イェン)「鐘楼」
おくやまゆか「新深緑日記」

【エッセイ】
もてスリム「ビナハウスの裂け目」
佐野亨 台湾映画と台湾と僕
http://tababooks.com/books/lumbarroll06