
【4/15 (土)】『わたしと「花椿」 雑誌編集から見えてくる90年代』(DU BOOKS) 刊行記念
「複雑さをとどめたまま、伝える方法」
―― 林央子×森岡督行トークイベント
申込みの前に必ず参加規約をお読み下さい。
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日程 | 2023年4月15日 (土) |
時間 | 14:00〜15:30 開場 13:30〜 |
料金 | 入場料 1,540円(税込) |
定員 | 70名 |
会場 | 本店 大教室 |
Web花椿の好評連載「90s in Hanatsubaki」に加筆した、待望の書籍『わたしと『花椿』』を刊行した林央子と、同じく『花椿』で連載をしている森岡書店の森岡督行が、資生堂『花椿』と90年代の雑誌カルチャー、これからの編集、新しい文化の伝え方、どのように雑誌の特集や展覧会などの企画が生まれていくのかについて語ります。
トークイベント後にはサイン会も開催いたします。
プロフィール

林央子 はやし・なかこ
編集者 、ライター、キュレーター、リサーチャー。ICU卒業後新卒で1988年資生堂に入社。以来、2001年に退社するまで、花椿編集室に所属。フリーランスになってからは雑誌などに執筆するかたわら、02年に『here and there』を創刊。96年「Baby Generation」展や14年「拡張するファッション」展のように、出版物に端を発した展覧会の創出に携わってきた。 著書に『拡張するファッション』『つくる理由』、編著に『拡張するファッション ドキュメント』、訳書に『エレンの日記』などがある。2020年~2021年にロンドンのCentral Saint Martinsの修士課程でExhibition Studiesを学んだ。
森岡督行 もりおか・よしゆき
1974年山形県生まれ。森岡書店代表。著書に『荒野の古本屋』(小学館文庫)、『800日間銀座一周』(文春文庫)、『ショートケーキを許す』(雷鳥社)などがある。共著の絵本『ライオンごうのたび』(あかね書房)が全国学校図書館協議会が選ぶ「2022えほん50」に選ばれる。現在、小学館「本の窓」オンラインにて『銀座で一番小さな書店』を、資生堂『花椿』オンラインにて『銀座バラード』を連載中。「森岡製菓」の屋号でお菓子の販売とプロデュースも手掛ける。
書籍情報

わたしと『花椿』
雑誌編集から見えてくる90年代
林央子 著
本体2,300円+税
林央子は、根っこから育てる庭師であり、世界の作り手たちのアーキビストだ。 ――マイク・ミルズ(映画監督)
ファッションやカルチャー、そして美意識などの価値観が大きく変わった90年代に、カルチャー発信の現場で何が起こったのかを、「花椿」の編集を通じて、時代と向き合ってきた著者が語る。
企業文化PR誌の先駆け、資生堂『花椿』の編集部を語った、はじめての本。 1988年資生堂に入社以来、2001年に退社するまで、『花椿』編集室に所属した林央子が、当時の名物編集長・平山景子氏やアートディレクターの仲條正義氏から編集のいろはを学んでいく過程や、国内外のクリエイターと交遊を深めた舞台裏と、そこから現代に通じるアートやファッションの紹介者として世界をリードするまでを綴る。