松田行正『線の冒険』

松田行正『線の冒険』

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出版社:筑摩書房

線とは、点が動くことによってできた、運動の軌跡。旋回する線、立体化する線、饒舌な線……。そこに生まれるドラマを読む。

線とは点が動くことによってできた、運動の軌跡。点が動けば元の点があった場所は消滅する。点の足取りを記すことができるのは線だけ。そこに多くのドラマが生まれる。ジグザグ線が絡むユダヤ博物館とビートルズの『アビイ・ロード』の話。見えない恐怖の視線として窓から侵入するペストや放射能の話。旋回する線、立体化する線、饒舌な線……。線をめぐる寄り道だらけの一冊。

カバーデザイン 松田行正
解説 横尾忠則
(出版社より)


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